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03月22日-06号

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  1. 糸満市議会 2006-03-22
    03月22日-06号


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    平成18年第2回糸満市議会定例会会議録平成18年3月22日出席議員 23人1番 伊 敷 郁 子 君   2番 大 田   守 君3番 前 原   晃 君   4番 伊 敷 幸 昌 君5番 新 垣   新 君   6番 比 嘉   譲 君7番 山 川 國 正 君   8番 玉 城 安 男 君9番 徳 元 敏 之 君   10番 喜 納 正 治 君11番 奥 村 幸 巳 君   12番 大 城 健 福 君13番 徳 里 勇 夫 君   14番 賀 数 武 治 君15番 大 城 正 行 君   16番 新 垣 安 彦 君17番 砂 川 金次郎 君   18番 上 原   勲 君19番 當 銘 孝 男 君   20番 伊 礼 哲 雄 君22番 菊 地 君 子 君   23番 玉 城 英 明 君24番 玉 城 朗 永 君欠 席 議 員  1人21番 玉 城 和 信 君 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席したものは次のとおりである。    市   長   西 平 賀 雄 君     助   役   大 城 弘 明 君    収 入 役   山 城   勉 君     教 育 長   大 城   勇 君    総務部長    金 城 義 朗 君     企画開発部長  金 城 誠 栄 君    市民部長    城 島   栄 君     福祉部長    上 原 善 治 君    経済観光部長  山 城 茂 範 君     建設部長    上 原 利 夫 君    水道部長    大 野 正 廣 君     消 防 長   嶺 井 安 生 君    教育委員会                 教育委員会    総務課長    金 城 秀 佳 君     指導課長    上 原 幸 得 君    市民部参事監  上 原 裕 常 君     教育委員会                          参 事 監   徳 元   勲 君本日の議事日程 日程第1 一 般 質 問――――――――――――――――――――――――――――――(開議宣告午前10時02分) ○議長(玉城朗永君) これより本日の会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(玉城朗永君) △一般質問を行います。質問通告表により、順次質問を許します。 ◆17番(砂川金次郎君) おはようございます。2日目のトップバッターでございます。さわやかにいきます。それでは一般質問通告表に基づいて順次質問を行います。 件名1、施政方針について。小項目1、市長は自身の政治理念をどのような方途で世界に発信してきたか。 小項目2、2年連続の機構改革は、周到な施政方針に対する欠如ではないか。 小項目3、屋根つき屋外運動場の基本計画について。 小項目4、商工会館建設事業について。 小項目5、医療法人友愛会南部病院の開院について。 いよいよ、本年7月で西平市長は任期の折り返しに入ります。みずからの責任で平成18年度の予算を編成し、執行する2年目の予算で引き続き公約実現に取り組みたいとしています。平成17年度当初予算204億8,515万4,000円に対し、平成18年度の当初予算は188億3,291万8,000円で、その差額16億5,223万6,000円、8.1%のマイナスであります。平成18年度の最終補正の予算総額は209億5,751万9,000円と比較すると、何と21億2,460万1,000円、11.82%のマイナスとなっているのであります。このような財政状態のもとで、西平市長の政治理念であるフレッシュな創造力でワクワクするまちづくりが果たして可能なのか。いささか疑問を感じます。かって西平市政誕生間もなく市職労の広報紙で「ワクワク」から「ヒヤヒヤ」へとやゆされたことが鮮明に脳裏に浮かびます。しかし、こういう時世だけに、市長の政治理念を世界に発信することは大変重要だと思います。ところが芸術家でもある西平市長は自身のキャンパスに描くのみで、その発信の方途は市民に見えてきません。市長は、自身の政治理念をどのような方途で世界に発信してきたか、御答弁を求めます。 小項目2、2年連続の機構改革は、周到な施政方針に対する欠如ではないかについて。市長は公約の実現と組織の活性化及び社会環境の変化に対応するため、機構改革を行おうとしています。そのようなことは、市長就任後速やかに行うのが常套手段ではないでしょうか。本来、周到なる施政方針ならば、その実現のためには、周到な機構改革は当然であり、2年連続の機構改革は周到な施政方針の欠如ではないでしょうか。御所見を求めます。 小項目3、屋根つき屋外運動場の基本計画について。市長は晴天雨天に関係なく、市民に快適なスポーツ環境を提供できる屋根つき屋外運動場の基本計画を策定します。事業化されますと、プロ野球やサッカーのキャンプの誘致が可能となり、市民に大きな感動を与えることになるとしていますが、基本計画の内容を示してください。 小項目4、商工会館建設事業について。昭和62年糸満市商工会に「商工会館の早期建設を推進しよう」とのスローガンが掲げられてから、早19年の歳月が過ぎようとしています。その間、スローガンにも幾多の変遷がありました。いよいよ関係者の皆様方の御苦労と執念で、商工会館の建設が現実のものとなり、関係者の皆様方には安堵感はあるものの、あまりにも当初計画より規模縮小されての建設だけに、商工会としても複雑な心境のようであります。市長は、当初糸満市に対する商工会館建設補助金の要請額を承知していますか、御答弁を求めます。 小項目5、医療法人友愛会南部病院の開院について。市長の県立南部病院廃止経営移譲反対運動に幕が引かれ、医療法人友愛会南部病院として、いよいよ開院する運びとなりました。マスコミ報道によりますと、診療体制縮小へ、医師数目標に届かず、病床100減、夜間救急休止というショッキングな報道がありました。県立南部病院同等の機能維持は大変厳しいとの報道に心が痛みます。このことをどのように認識しているか。御答弁を求めます。 件名2、教育行政について。小項目1、教育環境の整備について。市長は平成18年度の教育環境整備計画として、高嶺小学校プール建設事業を始め、兼城小学校屋内運動場改築糸満中学校校舎改築事業の実施計画を行うとともに、真壁小学校を始め、体育館は喜屋武小学校、米須小学校、真壁小学校、高嶺中学校、三和中学校、糸満中学校の6校の耐力度調査を実施するとしています。単年度にこれだけの事業計画を立てなければならないほど、糸満市の老朽化した校舎、体育館の改築は緊急を要する事業だと認識するものでありますが、議会からの強力で執拗な要望のたまものではないでしょうか。これらの事業はすべて高率補助のある平成23年度までの改築は可能か、御答弁を求めます。 小項目2、人材育成事業について。本市の人材育成事業は人材育成基金の果実等の活用による児童生徒を対象にしたスポーツ・文化派遣補助事業及び奨学金の給貸与事業や、能力開発事業が主な事業です。本年度より糸満市長賞を設け、文化、スポーツ活動等において、顕著な貢献をした幼児、児童、生徒に対し、その功績をたたえ表彰を行うとしています。このことは大変結構なことではありますが、私は奨学金の給貸与事業を入学支度金にも適用すべきだと思いますが、いかがでしょうか。御答弁を求めます。 件名3、保育行政について。小項目1、認可外保育園の必要性と、その果たしてきた役割について。沖縄は米軍統治時代、日本の法律が適用されないため、保育環境の整備は大幅におくれました。戦後日本本土において、経済復興を中心に教育環境も着々と進められてきました。沖縄県では低所得、子だくさんという状況下で必然的に共働きが多くなってまいります。零細企業の多い沖縄におきましては、育児休業制度が適用されない職場も多くあり、産休明けから母親が働かなければならず、また働くことを余儀なくされているといったのが現状であります。当然ながら、ゼロ歳児から保育園を必要とすることなどが、認可外保育園に頼る一因だと思います。全国が約8%程度に対し、沖縄県は50%以上が認可外保育園に頼っており、まさに沖縄県の保育の大半を認可外保育園が支えているのが実態であります。市長は、認可外保育園の必要性と、その果たしてきた役割について、どのように認識しているか、御答弁を求めます。 小項目2、認可外保育園の助成拡充について。認可外保育園に対する助成拡充については、大変長きにわたり、前進がなく憂慮されてきました。認可外保育園からも再三にわたり陳情要請が行われてきましたので、私は幾度も幾度も一般質問で取り上げ、助成金の拡充について、粘り強く訴えてまいりました。その視点は常に児童福祉法の精神に照らしたときの、余りにも認可保育園と認可外保育園との園児に対する補助金、助成金の額に格差がありすぎることを、詳細な数字の比較を示して訴えてまいりました。そのかいあって平成13年度192万4,000円だった助成金は、平成14年度には600万円増額し、792万4,000円と大きく前進をしました。しかし、認可保育園とは比較になりません。認可外保育園に対する助成拡充は急務であります。市長はこのことをどのように認識しているか、御答弁を求めます。 件名4、糸満市表彰条例について。小項目1、糸満市表彰条例第4条の見直しについて。糸満市表彰条例の目的は、本市の政治、経済、文化、社会、その他各般にわたって市政振興に寄与し、市民の模範と認められる行為があったものを表彰することとなっております。市長も、市議会議員も市民の模範となって、市民のために働くことを市民との公約として掲げ、厳しい選挙戦で市民の負託を受けたわけであります。助役、収入役は選挙こそないものの、それこそ市長と一体となって市政運営に当たる特別職であることは論を待ちません。それをある一定の期間務めると表彰するということはいかがなものでしょうか。市長の御見解を求めます。 以上で、本席からの質問を終わり、あとは自席より再質問をいたします。 ◎市長(西平賀雄君) おはようございます。砂川金次郎議員の一般質問にお答えいたします。件名1、施政方針について。小項目1、市長は自身の政治理念をどのような方途で世界に発信してきたか、についてお答えいたします。 政治理念の発信については、市長当選以来、常に記者会見を行い、新聞報道及び市広報、あるいはFMたまん等を通じ、あるいはまたいろいろな行事等を通して、広く市内外に発信してきたところでございます。特に平成16年10月29日から定例記者会見を月1回のペースで実施し、さらなる政治理念の発信と周知に努めているところでございます。 それから件名1の施政方針。小項目5の医療法人友愛会南部病院の開院についての御質問についてお答えいたします。県立南部病院と同等の機能維持は厳しいとの新聞報道に対する認識についてでありますが、その件につきまして、3月9日に医療法人友愛会の比嘉理事長以下3名の方と面談をいたしまして、内容の確認を行っております。友愛会の説明によりますと、病院の開設に当たって、平成18年2月20日付けで県に許可申請をし、平成18年2月27日に許可指令をいただいているとのことであります。その内容につきましては、従業員定数として医師26名、看護師98名などのほかに病床数250床となっております。友愛会では開院に向けて医師や看護師の求人を行っているところでありますが、看護師についてはほぼ確保されたものの、医師についてはまだ十分確保されてはおりません。そのため、豊見城中央病院の協力を得て対処する考えでありますが、専門医が不足することから、脳神経外科と耳鼻咽喉科については、医師確保の見通しが立つまで休止するとのことであります。なお、医師の確保ができ次第、速やかに再開することのことであります。また救急業務につきましては、午後10時まで診療を行いますが、午後10時以降も当直医2名を配置し、来院される患者に対応するとのことであります。さらに施設の老朽化が進んでおり、改修工事が必要とのことであります。改修工事については、約半年間を予定しておるようでございまして、各病棟ごとに実施するため、工事を行うフロアー及びその下のフロアーについては、休床することになりますが、工事終了後は250床稼働することが可能となります。 以上のことから4月1日からのフル稼動は厳しいとのことでありますが、これらのことは引き継ぎ時における過渡期として、一時的に市民への迷惑をかけることになりますが、やむを得ない措置として判断をしており、諸問題が解決された暁には、現行の医療水準が維持できるものと考えております。 残りの件につきましては、助役、教育長、各担当部長の方から答弁させていただきます。 ◎助役(大城弘明君) おはようございます。砂川金次郎議員の御質問、件名1、施政方針について。小項目2、2年連続の機構改革は、周到な施政方針に対する欠如ではないかの御質問についてお答えをいたします。 機構改革につきましては、平成17年度に引き続き、平成18年度においても実施することになっておりますが、施政方針に示されている風格都市づくり等の第3次糸満市総合計画の七つの都市像の実現を図るためにも、今後も必要に応じて機構改革を実施し、事務能率の向上を図るとともに、公約の実現と組織の活性化及び社会環境の変化に対応できる行政組織機構をつくっていきたいと考えております。 ◎教育長(大城勇君) 砂川金次郎議員の御質問、件名2、教育行政について。小項目1、教育環境の整備についてお答えします。 平成18年度は高嶺小学校プール建設工事を始め、兼城小学校体育館改築のための実施設計、糸満中学校校舎改築のための耐力度調査と実施設計、そして真壁小学校校舎の耐力度調査、喜屋武小学校、米須小学校、真壁小学校、高嶺中学校、三和中学校、糸満中学校の体育館の耐力度調査を行い、今後の改築計画を進めているわけであります。教育委員会としましては、できるだけ高率補助のある平成23年度までに年次的に改築計画を進めていきたいと考えております。 次に小項目2、人材育成事業についてお答えいたします。奨学金の給貸与事業については、人材育成基金等から生じる果実で、大学生、高校生に対し奨学資金の給貸与をしております。入学支度金については、入学準備貸与金のことと理解しております。入学準備貸与金の適用については、長引く不況で低金利が続く現状においては困難であると考えております。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) おはようございます。砂川金次郎議員の御質問、件名1、施政方針について。小項目3、屋根つき屋外運動場の基本計画についてお答えいたします。 基本計画の策定内容といたしましては、建設予定地周辺の同様施設の利活用の現状と動向、計画課題の把握と整備をし、さらに年次整備計画、計画平面図、概算事業費の積算もいたします。 ◎経済観光部長(山城茂範君) 砂川金次郎議員の御質問、件名1、施政方針について。小項目4、商工会館建設事業についてお答えいたします。 地域の商店街の活性化や地域産業の振興育成の拠点である商工会館は、本市の経済振興を図る上で、有用な施設であると認識しております。商工会館建設事業につきましては、平成14年3月25日付けで補助要請を受けております。その計画案の内容は、建設規模992.7平方メートル、総事業費2億5,000万円で、その内訳は国・県補助金5,000万円。市補助金1億500万円。自己負担金9,500万円としております。よって市に対し1億500万円の補助金の要請があったことを承知しております。 ◎福祉部長(上原善治君) 砂川金次郎議員の御質問、件名3、保育行政についてお答えいたします。 小項目1、認可外保育園の必要性と、その果たしてきた役割につきましては、認可外保育園は入園児童の健全育成と、認可保育園が果たせない保育需要に対する保育行政の一端を担っているものと認識しております。 次に、小項目2、認可外保育園への助成拡充についてでありますが、認可保育園と認可外保育園の入園児の処遇の差が大きいことから、処遇改善のために助成の必要性は認識しております。本市においても、これまで沖縄県すこやか保育事業によって、助成拡充を図ってきております。平成18年度においては、本市の単独補助金を平成17年度より93万円増額して予算計上しております。認可外保育園の助成拡充につきましては、今後とも財政状況を勘案しながら検討をしてまいります。 ◎総務部長(金城義朗君) おはようございます。砂川金次郎議員の御質問、件名4、糸満市表彰条例について。小項目1、糸満市表彰条例第4条の見直しについてお答えいたします。 糸満市表彰条例は、本市の政治、経済、文化、社会、その他各般にわたって市政振興に寄与し、または広く市民の模範と認められる行為があった者を表彰し、もって本市の自治の振興を促進することを目的として、平成3年6月25日条例第19号で制定されております。表彰は一般と功労の2種類に分けられており、議員の提案のありました第4条第1項第1号から3号までの市の三役や議員の功労表彰についても、市の発展に尽くした業績をたたえることから、今のところ廃止するということは考えておりません。 ◆17番(砂川金次郎君) それでは自席より再質問をいたします。 件名1の小項目1、市長は自身の政治理念をどのような方途で世界に発信してきたかということですが、従来も広報紙、それからFMたまんを使ったことはずっとされておりました。初めて真新しいものといえば、定例の記者会見をしているというところかと思いますが、それ以外の発信の方法は考えませんか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 私の政治理念の発信につきましては、先ほども申し上げたとおりでありますけれども、いろんな機会を通してやっております。例えばお昼の時間を利用して、ゆんたくランチタイムということもやっておりますけれども、それと市内在住の外国人との懇談会であるとか。それから私は、沖縄大学での講師も昨年やりましたけれども、その中でもそういう理念等についても申し上げております。そのほかに昨年は、琉球新報の移動編集局もありましたけれども、そういうもろもろのものを通して、機会あるごとに市の発展のこうしていきたいという形でのピーアールをさせていただいております。 ◆17番(砂川金次郎君) いろんな方途をいろいろと模索をして、またこれからも頑張ってもらいたいと思います。 小項目2は飛びまして、小項目3の屋根つき運動場についてでありますが、先ほど基本計画が示されました。特にあっというようなことはなくて、従来当然やるべきものが、そのまま発表になった程度になっているところを認識をしております。その基本計画が計画どおり事業が進むことを祈りつつですが、ちょっと質問の方向を変えます。まず、ここに平成14年5月31日開催の糸満市プロ野球キャンプ誘致検討協議会会議録というのがあります。市長、これをごらんになっていますか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 見ております。 ◆17番(砂川金次郎君) ごらんになっている。当然でしょうけれども、その中から何件か絞って、会議録の発言者の紹介をしたいんですね。ここに観光協会関係者がこう話をしています。「糸満市にプロ野球のキャンプを誘致した場合、宿泊地が那覇市であり、選手や広報などの関係者が地元での消費活動がない。よってピーアール面ではよいが、直接的な経済効果では少ないと思われる。糸満市ではアマチュアスポーツのメッカという実績があるので、現段階でのプロ野球キャンプ誘致は疑問を感じる」とこのように言っていますけれども、それに対する所見をお願いします。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 糸満市は、過去にプロ野球を誘致したことがありますけれども、議員がおっしゃるように宿泊施設がなくて、ほとんど那覇に宿泊をしたと思うんですけれども、そういうことであるとか、あるいは雨天練習場ですね。そういうものがなくて宮古の方に移っていっておりますけれども、そういうものを整備していけば、十分プロ野球を誘致してやって、街の活性化に努めていくということは私は可能だというふうに思っております。この検討委員会に皆さんの御意見にもそういうふうにありますけれども、そういうものがなくて今、アマチュアがやっていると思うんですけれども、プロ野球を誘致することによっての効果というのも大きいと思いますので、ぜひそれを進めていきたいというふうに考えております。 ◆17番(砂川金次郎君) 時間がありませんので、何点か挙げていきます。 次は公共施設管理センターの事務局関係者がこう言っています。「体育館施設の利用状況を資料に基づいて説明する。2月にキャンプを誘致した場合、1カ月前から芝の養生のため一般市民の使用が禁止に。また陸上競技場、体育館、室内プール、球場等の施設に使用の制限がなされ」ここなんですね。「スポーツロッジの宿泊が減となり、金額では約2,000万円の減となる」と、このように言っています。このことはそのように認識されますか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問についてお答えいたしますけれども、細かい点になりますので、担当部長から答弁させます。
    ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 そのようなことについては、今後検討していきたいと。いろんな施設面の利用の仕方とか、そういうふうなすみ分けをできるようにして、やっていきたいというふうに考えております。 ○議長(玉城朗永君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時35分)(再開宣告午前10時35分) ○議長(玉城朗永君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 具体的にその数字については把握しておりませんので、また聞いてから検討してまいりたいと思っております。 ◆17番(砂川金次郎君) これは糸満市がほんとに、糸満市の目玉としてこのスポーツロッジを建設され、そして周辺、競技場一体となって発展のために行政が、ほんとに全力で取り組むべきその環境がそこにあるんですよ。そこでこれだけのプロ野球誘致のために2,000万円もの収入減になるという指摘を、関係者が言っていますので、いち早くこの調査はしてください。これを調べる時間はありませんから。いいですか、調査してもらえますか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 調査してまいりたいと思います。 ◆17番(砂川金次郎君) プロ野球キャンプを誘致する前に、こういったものをしっかりと調査をしておくべきだと、これを強く指摘をしておき、早急に調査をしてほしいと思います。 同じように、これ商工会関係の方ですが、観光協会と若干重複する部分があるものの、やはり考え、ほとんど似ているんですね。「プロ野球誘致に伴い、ホテル建設との関連性は非常に重要である。しかしながら糸満市の長期的なまちづくりという観点から考えると、プロ野球球団のためにつくられたホテルというよりも、一般市民のニーズにこたえたホテルをつくるべきであると思われる。現状ではプロ野球キャンプ誘致は、まちづくりをするためにインパクトが大きいとは思わない」と、いうふうに言っています。それについても御所見求めます。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 考え方は、それぞれあると思いますので、それはそれとして否定も肯定もできないと思います。 ○議長(玉城朗永君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時38分)(再開宣告午前10時38分) ○議長(玉城朗永君) 再開いたします。 ◆17番(砂川金次郎君) 物事それぞれの考え方があるというのは、それですべてが終わってしまうので、そういったものをリードする立場の人は、それなりの考えをちゃんと持って、それに対する対応もちゃんと持っておくべきだと、これを強く指摘をします。 ちょっと時間がありませんので、ここでまとめがあるんですね。最後に検討委員会からのまとめがこのように出ています。「本市の西崎運動公園体育施設、これは野球場、陸上競技場、総合体育館、多目的広場、プール等の利用状況、またスポーツロッジ糸満の利用状況を始め、ホテル建設、屋内練習場整備の計画がない現状で、プロ野球キャンプ誘致は困難である。将来的にもろもろの条件整備がなされ、プロ野球キャンプもアマチュアキャンプも受け入れられることができれば、それにこしたことはないが、糸満市の現状を考えれば、アマチュアスポーツ合宿のメッカとして、まちづくりを展開していくべきである。」このようにしています。平成9年にスポーツロッジ糸満建設に伴い、冬から春先にかけて、西崎運動公園を中心とした、アマチュアスポーツ、社会人、大学、高校のキャンプがここ数年定着している。数十人単位の団体で一定期間、市内に滞在する経済的波及効果は少なくない。平成15年で完成予定の人口ビーチ、フィッシャリーナ、全然おくれている。これは平成18年開園ですが、を始めとしてその背後地の活用構想が、展開進展すれば、名実ともにキャンプ場としてアピールできる条件が整う。スポーツ健康都市を宣言するまちとして、市民レベルの生涯スポーツも視野に入れたアマチュアスポーツのメッカとしての環境整備を推進するべきであるというふうにまとめ、時間がありませんので、これらの指摘されたことは何点ぐらい改善をされ、前進をしているとお考えでしょうか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 何点改善したかというふうな点数については、まだ調査していませんので、わかりませんけれども、現在、砂川議員も御説明されていましたように、フィッシャリーナと今度ビーチが4月開始しますので、そういう条件はそろいつつあると思います。そしてホテル誘致につきましても、現在進めています。その他については今のところちょっと具体的に申し上げられるような資料を持っておりません。 ◆17番(砂川金次郎君) 今、それぞれの関係者からの指摘の中には、やはり何としても、キャンプは糸満でやって、宿泊は那覇でするという、これまでのこれが大きな問題でありましたので、今度プロ野球キャンプの誘致を計画しているんでしたら、それと並行して、そのキャンプが完成する以前に、ホテル誘致も決定をし完成をしていなければ、キャンプやってすぐまた那覇に、何のためにそのキャンプを誘致するのかわからないんですよ。ホテルの誘致は何点か挙がっていますね。具体的にこれを進めるのが先じゃないですか、いかがでしょうか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 御指摘のとおりであります。そのために現在取り組んでおります。 ◆17番(砂川金次郎君) マニフェストにこだわりすぎている一面があって、ホテルと並行していないというところが、今はっきりされたと思います。ぜひともこれは大事なことですから、ホテル建設も並行して進めていくようにお願いをします。時間がありませんので、そしてぜひこの会議録は隅々まで読んで、その誘致に生かしていくように、市民の声として、関係者の声として生かして、最大限の努力を強く希望いたしまして、次に移ります。 次、小項目4ですけど、商工会館建設について、先ほども御答弁がありました。平成14年3月25日に総事業費の2億5,000万円のうち、糸満市に対して1億500万円の補助金の要請、同年10月に基本計画が策定されて、翌平成15年10月の理事会の中で会館の規模とか予算等の見直しがされ、そのときに大きく見直しをして、総工費が1億2,000万円に約半分以下に計画は練り直されております。そのときに市長と議会に対しては、5,500万円の会館建設の補助金の要請をしております。それから2年余ですが、本来なら糸満市がこれだけしかできないという具体的な例を、補助金の額を示せば、昨年度で商工会館は完成しているはずなんですよ。ところが糸満市がはっきりした態度を示さないために、これがずれてきまして、そして平成18年度の予算で補助金の予算計上がされた。平成18年度の予算計上がされたということでありますが、その計上額は幾らですか。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 まず先ほどお答えしました総事業費2億5,000万円の件でありますけれども、その内容につきましては、いろいろ県の方から指導助言等をいただいて、その結果を受けて、商工会の方で見直しをしております。抜本的な見直しに近い形ですね。その後平成15年にその見直し結果に基づいて、市の方に総事業費1億2,000万円。内訳として市の補助額が5,500万円ということで、平成15年11月14日に要請されております。平成15年11月14日に要請されたものの回答ですけれども、いろいろその間商工会と事務レベルで調整を重ねてきておりますけれども、正式にそれに回答したのが、平成17年になってからでありまして、その中ではまた事業見直しをいたしまして、総事業費8,000万円という形で、県にも計画書が提出されているというような状況です。市としましては、平成17年の回答を受けて、県に提出された計画書に基づいて、予算計上をしたものであります。 ◆17番(砂川金次郎君) 市長は商工会が持っている会館建設の基本理念、その目的はごらんになっていますか。この資料。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 要請がございましたので、見ております。 ◆17番(砂川金次郎君) 市長、私はこの会館建設の基本理念、そして目的にこんな崇高な、そしてほんとに糸満市の経済を活性化させるための、その拠点として商工会館を位置づけているところに感銘を受けています。ところがやはり当初2億5,000万円から1億2,000万円にかわった、それは県の指導も受けた、流れは知っています。この1億2,000万円が8,000万円に総事業費が落ちてきた。糸満市も国、県と同じような額を補助額を要請したけれども、それがままならなかった。結論は1,400万円どまりということになったわけです。そういうことでは、時間がありませんので、ちょっとまとめますが今ですね、この糸満市活性化のための拠点。位置づけたときに、もう補助金も決まりましたけれども、予算も議会でやがて通るでしょうけれども、糸満市商工会が糸満市の活性化のために果たす役割というのを考えたときに、今後の問題として会館建設に対する不満が充満をしておりますが、商工会に対する補助金も5年間720万円だったのが、今年10%カットされているんですよ。今年の予算でですね、10%カットされまして、720万円が648万円にカットされていますね。こういう何でもかんでもカットじゃなくて、ほんとに大事なところには補助金は継続するか、あるいは増額するかという、そういった考え方が大事だと思いますがいかがでしょうか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 商工会が地域の活性化に果たしてきた役割というのは、重々知っておりまして、やはり商工会が今、やろうとしている商工会館の建設については、私は非常に高く評価したいと思います。しかし、非常に厳しい社会情勢の中ですので、当初平成14年に2億5,000万円総事業費でやったのが、いろいろと県からの指導もあって、かなり縮小されてきているわけですね。ですから私としては、そういう厳しい中であれば、逆に私の考えとしては、ダイエー跡にここを買収できた場合にはここに入ってもらって、商工業の活性化を図っていただきたいという考え方でございます。ですから決して、商工会がやっていることに対して、悲観的な見方をしているわけではなくて、先ほど議員から指摘がありました何でもかんでも補助をカットするということでは決してございません。今回は非常に財源が厳しくて、計上分については、一律すべてを聖域なくカットしていこうという方針のもとで、10%カットしたまででございます。 ◆17番(砂川金次郎君) 質問をしていない部分、ダイエー跡地の云々というのは、これはこの質問とは関係ありませんので注意してもらいたいと思います。 次は、教育行政に移りますが、時間がありませんので、あれだけ張り切ってほんとに耐力度調査が予算化されたことは評価はしますが、心配して取り上げたのは、これだけあげて果たしてその調査予算、調査に要する予算が有効に使えるのか。果たしてこの高率補助のある平成23年度までに、これらが全部可能か。皆さんから出していただいた、今確認したいことは、学校施設整備事業長期計画一覧表、この計画一覧表のとおり、これまでローリングの繰り返しでしたけれども、ローリングすることなく、今さらローリングしては時間的にも物理的にも無理です。このまま実践を実行していくという御答弁をいただきたいと思います。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えします。 非常に財政状況が厳しい中ではありますが、この高率補助、義務教育施設ですね。今ちなみに沖縄は高率補助でありますが、例えば新築する場合に校舎、体育館とも事業費の85%は補助です。ちなみに本土は50%です。それから改築についても、沖縄県は75%、それから本土においては3分の1というような状況がありますので、こういう形で非常にローリングで幅も狭まれておりますが、教育委員会としてはこういう状況を考えた場合に、平成23年度までにぜひやっていきたいと、一生懸命努力していきたいという考えであります。 ◆17番(砂川金次郎君) 市長に伺います。 教育長の今の御答弁のとおり、頑張るという答弁をいただきたいと思います。 ◎市長(西平賀雄君) 砂川議員の再質問にお答えいたします。 今、教育長の方から答弁したとおりでございます。高率補助のある平成23年度までに、できるだけ多くのものを整備していきたいと。非常に財源が厳しくてどこまでできるかは非常に心配されるところではありますけれども、極力、多くできるように努力をしていきたいと。そのために私は市民会館を凍結してやっておりますので、教育行政に力を注いでいきたいと思っております。 ◆17番(砂川金次郎君) ぜひ計画どおり頑張ってもらいたいと、それしか申し上げません。 件名3、保育行政について。認可外保育園の必要性と、その果たしてきた役割については、先ほど答弁がございましたので、ぜひその役割をしっかりと認識をしてもらいたいと思います。 小項目2、認可外保育園への助成拡充について、次はお伺いします。 認可外保育園への助成拡充については、これまでもずっと取り上げてきましたけれども、今回行事費及び教材費が平成18年度ですね。年間2,000円より3,000円と引き上げて、これは前進しましたね。それは保育を向上する上で大変重要な行事、教材費ですけれども、1,000円しか新年度では伸びていない。まずちなみに法人保育園9カ園ありますね。9カ園に1,014名の園児がいるわけですが、運営委託料は幾らですか。9カ園に対する運営委託料。 ○議長(玉城朗永君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時56分)(再開宣告午前10時57分) ○議長(玉城朗永君) 再開いたします。 ◎福祉部長(上原善治君) 砂川議員の再質問にお答えいたします。 法人保育所への年間の委託料ですけれども、9億7,973万円でございます。平成18年度予算でございます。 ◆17番(砂川金次郎君) そのとおりですね。そうしますとこの金額を法人保育園の園児数で1,014名で割りますと、96万6,210円、認可外は昨年の10月1日現在で834名おりまして、そこへの補助金は929万8,000円で、1人当たり1万1,148円。この歴然とした差額を児童福祉法の精神に照らしてそれでいいものか。御答弁を求めます。 ○議長(玉城朗永君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時58分)(再開宣告午前10時59分) ○議長(玉城朗永君) 再開いたします。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 砂川議員がおっしゃったように、補助金の差が1人当たりすごいございます。ただ認可外保育園について、今後においても補助金を財政状況を勘案しながら検討をしていきたいと考えております。 ○議長(玉城朗永君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時00分)(再開宣告午前11時12分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆10番(喜納正治君) 一般質問を行います。まず初めに道路行政について、お伺いいたします。 小項目1、真栄平157番地から真栄平土地改良区までの生活道でありますが、この道路は市長も視察に行ったと思いますが、道路幅が狭く、車が通ると人は石垣にくっつくか、また車が通るのを横道に入って通り過ぎるのを待っている状態であります。その道路の奥の土地改良区の中に南北の塔という慰霊塔があり、参拝者や観光客や修学旅行者も大変多く訪れるところであります。市は観光産業に力を入れるといっておりますし、そのような道路を早急に整備する必要があると思いますが、いかがでしょうか。お聞かせ下さい。 次に小項目2、国吉840番地から県道250号線に至る里道の整備についてお伺いいたします。この里道は地番は国吉でありますが、新垣部落の西側に位置するところにあります。この里道は戦前は、地域の産業を支えた道であり、レールが敷かれサトウキビの運搬に利用された最も大切な道路であったと聞いております。新垣区民から整備するよう陳情も出ていると思いますが、本員としても以前にも一般質問でも取り上げましたが、その後どうなっているのか、お聞かせ下さい。また新垣区民への回答はどうなっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 次に、件名2の下水道の整備と普及への取り組みについてお伺いいたします。 小項目1、整備計画の進捗状況についてお伺いいたします。本市の公共下水道事業で現在までの整備計画で何%の整備率なのか。そして今後の整備計画はどうなっているのか、お聞きいたします。本員としましても、今後新築が多く予想されるところや開発されそうなところに、下水道を早く敷いていっていただきたい。そのことにより新築すると同時に、下水道に接続することができて、普及率も高まるものと思っております。なぜかと申し上げますと、委員会審査で下水道の整備計画を大里や国吉、新垣や真栄平まで拡大する計画だと聞いています。今、若い人たちが地域に帰って、新築する人がふえております。ですから、その方々の負担を減らすためにも、そして農村地域の過疎化を防ぐためにも、早目の整備が必要と思うからであります。以前、真栄平地域に下水道が普及されるのは何年後かとお聞きしましたら、200年後ぐらいしかできないとの話がありましたが、せめて5年ぐらいでは整備できるようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。 次に小項目2、下水道への接続対策について、お伺いいたします。下水道の整備が終了しても、普及率が77.5%と聞いています。本来ならば下水道の使用料で公共下水道の維持費が捻出されるべきだと思います。しかし現実にはせっかく下水道が整備されても接続しないという方がおられます。それは家を新築し何年も経っていない浄化槽はまだ使えるので利用できる間は、浄化槽を利用しようと思っているからだと思っております。現実はどうでしょうか。そして何が原因で接続しないのか、その対策はどうしているのか、お聞かせ下さい。 次に小項目3、ディスポーザーの使用について、お伺いいたします。ディスポーザーといいますのは、台所の流し台の下の排水するところに取りつけ、生ごみを砕いて水状にして下水に流すものであります。これは豚の骨とかでも砕いて水状にしてしまいます。ですから台所の流し台にある生ごみ入れの三角コーナーがなくなって清潔になるので、新しいマンションなどに多く使用されているそうであります。今では、店頭で販売されたり、通信販売されるなど、いつでも買って自分で取りつけられるようなものであります。本市でも使用されていると思いますが、その実態を調査したことがあるでしょうか。お伺いいたします。また、このディスポーザーは使用禁止ではないが、多くの自治体は自粛を求めていましたが、国土交通省や北海道の歌登町で進めてきた実証試験では、硫酸化水素発生や水質悪化の影響はわずかで、可燃ごみの量が1人当たり99グラム減ったとのことであります。そこで質問をいたします。下水道への普及率を上げるため、ディスポーザーの使用を認め、使用する人は役所への届け出制にしてはどうでしょうか。お伺いいたします。 次に件名3、糸満市中央市場の活性化対策についてお伺いいたします。大型スーパーの地方への進出等で、私たちが通常言っているマチグヮーが活力をなくし、衰えていっております。当局としましてもマチグヮーを活性化させるために、あらゆる方法で指示したり、その対策をとってきたと思います。もちろん市場で働く方々も、地域や通り会等と一緒になって対策を探ってきたものだと思っております。しかしながら御案内のように、いまだに活性化する兆しは見えておりません。本員としましても、みんなが一生懸命取り組んでいるのに、なぜ活性化しないのか、不思議でなりません。そこでもう一度考えてみる必要があると思います。 ア、通り会や商工会の取り組みはどうなったのでしょうか。 イ、当局として、どのような取り組みをやったのか。具体的にお聞かせいただきたいと思います。 小項目2、サンエーが潮崎町に秋ごろから来ると予定をしているが、そのサンエーに客がとられて、市場が衰退するものという声もありますが、当局としては相乗効果に期待ができるといっておりますが、その相乗効果はどうなっているのか、お聞かせください。 小項目3、市場の三角ヤードのところに喫茶店があります。そこに子育て中の若いお母さんが集まり、サークルで子育てについて話し合っているようであります。そしてよい評判にもなっております。そこで質問をいたします。若いお母さんたちが集まれば、市場で買い物をしたり、人が集まりやすくなり、市場が活性化する一つの方法であると思います。今、4カ所の空き店舗がありますが、それを開放して子育て支援センターを設置する考えはないのか。お聞かせいただきたいと思います。以上で、演壇からの質問を終わります。 ◎市長(西平賀雄君) 喜納正治議員の一般質問にお答えいたします。 件名3の糸満市中央市場の活性化対策について。小項目2、サンエーとの相乗効果についてはどうかについてお答えいたします。サンエーが進出することにより、市外への顧客離れに歯どめがかけられるとともに、集客力の向上が見込まれます。その集客力を生かし、商店街業者並びに商工会の主体的な取り組みのもとに、市場の持つ差別化できる地域特性を生かしたイベント企画や商店街紹介等を行うことで、新たな客層の開拓につながり、吸引力が高められ、相乗効果が生まれてくるものと考えております。それを継続的に実施することにより、来場者の増加、商店街の共同意識の高揚がもたらされ、商店街全体の活性化につながるものと考えております。残りの件につきましては、各担当部長の方から答弁させていただきます。 ◎建設部長(上原利夫君) 喜納正治議員の御質問、件名1、道路行政について。小項目1、真栄平157番地から真栄平土地改良区までの生活道路の整備についてお答えをいたします。当該道路の現場を確認をし、現状は十分認識をしておりますが、今のところ集落道的な生活道路整備のための補助事業がないことから、非常に厳しい状況にあります。 次に、小項目2、国吉840番地から県道250号線に至る里道の整備についてお答えをいたします。当該里道の整備につきましても、補助事業のメニューがなく、整備は厳しい状況にあり、両事業とも今後の検討課題とさせていただきたいと思います。また陳情に対する新垣区民への回答につきましては、整備の必要性は認識しておりますが、今後財政状況を考慮しながら、検討してまいります。と回答をしております。 続きまして、件名2、下水道の整備普及への取り組みについて、小項目1、整備計画の進捗状況についてお答えいたします。本市の公共下水道整備状況は、平成17年3月現在、普及率は48.6%で、水洗化率は77.5%となっております。今後の農村集落地域の公共下水道の整備は、農業集落排水事業との整合を図り、整備の効果、効率性を考慮し、20年後の完了をめどに整備を推進する予定であります。字真栄平地域を5年後に整備することにつきましては、厳しい状況にあり、今後の整備計画の中で整備時期は検討いたします。 次に小項目2、下水道への接続対策についてお答えいたします。下水道へ接続しない理由としては、1、既設浄化槽の利用。2、切りかえ経費の負担。3、家屋の老朽化。4、空き家や長期不在などが挙げられると思います。接続対策といたしましては、1、マスコミ等による広報活動。2、市広報に趣旨を掲載。3、市の電光掲示板及び車両による広報や懸垂幕の掲示。4、効果的な場所へのポスター掲示。5、繁華街における下水道キャンペーンの実施。6、庁舎1階ロビーにおける下水道展の実施。7、郵送による未接続世帯への接続依頼の実施。8、戸別訪問の実施。9、排水設備資金の無利息貸付の実施をしております。 続きまして、小項目3、ディスポーザーの使用についてお答えをいたします。ディスポーザーの使用についての実態調査につきましては、今のところ行っておりません。ディスポーザーの導入については、法律及び条例には解禁・禁止の明文規定がなく、下水道施設への負担増及び処理コストの増による一般会計繰入金の増額。下水道料金の値上げ等、下水道経営への影響の懸念から、自粛をお願いしている現状にあります。一方、ディスポーザーの導入は、高齢化社会におけるごみ出し労働の軽減など、利便性、快適性の向上やごみの減量化への期待がもてると考えることから、ディスポーザーの導入の取り扱いについては、ディスポーザーのメリット、デメリット及び下水道接続への効果等を総合的に調査いたしまして、その結果と他市町村の動向を見ながら、届け出制も含めまして検討していきたいと考えております。 ◎経済観光部長(山城茂範君) 喜納正治議員の御質問、件名3、糸満市中央市場の活性化対策について、小項目1、現在までにどのような対策をとってきたか。ア、通り会や商工会等の取り組みについてお答えいたします。 市場の活性化には、市場使用者が一つの経営体として、共同認識のもとに市場そのものの個性と魅力を打ち出して取り組むことが大切であります。商工会、市場周辺商店会の取り組みにつきましては、本市の中心市街地活性化基本計画をもとに、TMO構想の策定を円滑に進めるための基礎づくりとして、コンセンサス形成事業を実施し、糸満ブランド事業、イベント事業、まちかどギャラリー事業、糸満ピーアール事業、糸満マップ作成事業、市場活用事業等に取り組み、また継続して作業を進めるため、今年の1月25日にまちづくり市民会議を立ち上げ、商工会、市場周辺商店会及び市と連携して、市場の活性化に取り組んでいるところであります。 次にイ、当局が取り組んだ取り組みを具体的にお聞かせくださいについてでありますが、市では市場の活性化を図るため、市場使用者等が憩える空間づくりとして、休憩所の設置、環境改善として環境改善啓蒙用立て看板の設置。市場全体の体力を高める市場周辺商店会の活動支援。市場の活力と魅力づくりのため、イベント行事の支援等に取り組んでおります。また、市場関係者と市長との懇談会を実施しております。市の中心市街地活性化基本計画においては、この地域を商業活性化の重点地域に位置づけております。よって商工会及び市場周辺商店会とのコンセンサスを図りながら、市場周辺商店会や商業者の自主的な活動のためのワークショップ、新たな商店経営者を育成するミニチャレンジショップ事業並びに市場リニューアル等への取り組みを行ってまいりたいと考えております。 ◎福祉部長(上原善治君) 喜納正治議員の御質問、件名3、糸満市中央市場の活性化対策について、小項目3、活性化のために子育て支援センターの設置は考えていないかについて、お答えいたします。 議員御提案の子育て支援センターは、児童福祉施設として位置づけられており、当該商業地域に設置されますと、周辺商業地域施設に対して、風俗営業法による規制を受ける影響があることから、同地域への設置は難しいものと考えております。 ◆10番(喜納正治君) 自席より質問を行いたいと思います。 件名3、糸満市中央市場の活性化対策について。質問いたします。小項目3、活性化のための子育て支援センターの設置は考えないかということでありますが、やはりどの商売も同じと思いますけれども、子供たちが遊びに行くところに親は必ず一緒に行こうという考え方を持つわけであります。先ほど、部長から風俗営業法にひっかかるからその設置は考えていないということでありますが、それじゃあ三角ヤードというところがありますし、先ほども演壇で申し上げましたが、多くの空き店舗が市のものの空き店舗があるわけです。そこを開放してあげるという、要するにサークルで集まってくるお母さんたちに開放してあげて、子供が遊ぶ用具を設置する考えはないのか。お聞きいたします。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時36分)(再開宣告午前11時36分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 先ほど福祉部長の方から正式な子育て支援センターの設置になると、風俗営業法の適用を受けるというようなお話でありましたけれども、議員の方からまた三角ヤード等を使って、そのかわり得る何らかの対策ができないかというような趣旨の質問だと理解しております。現在でも先ほど議員から質問がありましたように、そういう子育てをされているお母さんの皆さんが集まって話をしたり、場所というものは今の休憩所を活用してやってはおります。正式な支援センターの設置という形ではなくて、今三角ヤードの活用等の御提案があるわけでありますけれども、市場活性化のためには、さまざまな要素があるわけで、まさしく支援センター等の活用もその一つの例には挙げられますけれども、この市場の特性を生かしたさまざまな取り組みについて、今まちづくり市民会議と商店会等が一緒になって、その作業をできるものからまずやろうというような方向で検討しております。その中でそういった形のものも恐らく出てくると思いますので、市も一緒になってその対策について、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆10番(喜納正治君) ちょっとお聞きします。公設市場の通り会というんですか。そういう人たちから市に対する要望が10点ほど出されておりますが、その中で市が対応できるもの。あるいはこのことは通り会の皆さんがやっていただきたいというものが、その中で話し合いをされていっているんですか、お聞きします。 そしてその10項目ある中で、市がやるべきものは何をやるか。お聞かせいただきたいと思います。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 この間の市長との懇談会の中でもいろいろ意見は出まして、それから通り会の皆さんからも要望が出されております。その中身について、市民会議、それから商店会、それから市含めて、せんだって立ち上げた会議の中で、一つ一つ精査をしていきたいというふうに考えております。具体的に今、これはどこがやるべきかというようなものは決まってはおりません。ただそこの市場の周辺は住居を構えて住んでいる方もおります。商店主もおります。それから飲食業を営んでいる皆さんもおります。それぞれ集中的に混在とまではいかなくても、周辺に与える影響を受ける皆さんがいろいろおりますので、地域の皆さんのコンセンサスも得る必要があります。事業推進するに当たってはですね。ですから地域でまとまった考え方に基づいて、処理していくべきだろうというふうに考えておりますので、そういう面も含めて、なるべく早急にその対策会議を開いていきたいというふうに考えております。 ◆10番(喜納正治君) 確かに、本員としては、全部役所におんぶされるのではなくして、市場は市場でできることを、自分たちでやれることは自分たちでやっていただきたいと。そしてどうしても行政がやるべきところは行政がやり、市場みずから改善すべきところは市場みずから改善をやりながら、発展をさせていただきたいと思っております。それで早急に行政側がやらなければならないというものは、バリアフリー化をやるべきだと思います。実はこの糸満市の市場、段差があって車いすとか、そういうのが入りにくい状況にあります。そしてまたマチグヮーの人たちが、ベニヤ箱をつくって占領をしております。ただこの人が休むとそこも空き店舗、シャッターが降りているのと同じことなんですよ。常にマチグヮーはだれかが商売をして、活性化、人がたくさんいるということであれば、みんな買い物に行きやすいと思いますが、現状ではこのベニヤ台は個人のものだから、そこが空いていてもほかの人が利用できない。要するにこの人は24時間そこを占用しているわけでありますから、そういうことを改善する対策も必要だと思いますが、いかがですか。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 確かにそこは市場ですから、一つの建物あるいはその周辺にいろいろな業者が身を寄せ合ってといいますか。ひしめき合って営業活動をしているわけですから、日常的に細かい問題点は発生してまいります。できるだけ利用者の間でも自主ルールを確立していただいて、また市が指導すべきところは指導するというような形で、問題解決を図っていくべきだろうというふうに考えておりますし、先ほどのバリアフリーの問題につきましても現地を調査いたしまして、限られた予算の範囲内ではありますけれども、その中で対策ができるものはやっていきたいというふうに考えております。 ◆10番(喜納正治君) 例えばこのベニヤ箱でつくってあるのは、市場の皆さんに任せますとけんかになります。ですからそれは行政側がきちんと占領はいけませんという。ならばもっと高い金額を、占用料は取りますよというようなやり方で、個人のものにするんじゃなくて、だれが来ても利用できるというような形を、まず行政側が整備していただきたいと思います。そして今、市場にかけている費用というんですか。例えば、市場に来る人から市場料を徴収する人とか、あるいはごみを片づける人とか、もろもろあと一つ、何だったか、ありますが。清掃ですね。そこにかけている費用は併せてどのぐらいありますか。お聞きします。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時45分)(再開宣告午前11時46分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆10番(喜納正治君) その費用が約年間900万円ぐらい出ておりますよね。それを市場の皆さんに組織化させて、この委託料、この市場の皆さんすべてやっていく。今は料金徴収する人に幾ら。あるいはごみを片づける人に幾ら。あるいは掃除する人に幾らということですから、それを一括して組織化をさせて、そこに委託するというような方法であれば、市場は市場なりに自分たちで考えていくと思いますが、いかがですか。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 今ちょうど、公の施設の指定管理者制度というのが導入されてきておりますし、きちっと市場がルール通りに運営できるというのであれば、私どもとしてもその指定管理者制度に基づいて委託をするというのもやぶさかではありません。責任持って管理できるかどうか。これは相手があることですから、そういうものも相談してまいりたいというふうに考えております。 ◆10番(喜納正治君) 実は今、市場が衰退している。サンエーがきたらもっと衰退していくんじゃないかなということで、市場の皆さんも大変心配しているわけです。市長の答弁では差別化をして、市場には市場なりの状況を図っていくということでありますが、それ差別化ということも大変いいことなんですが、しかしそこで市場、それぐらいの規模がないと、差別化にはならないわけですよ。ここに行けばサンエーにないものが何かある。という形がないとできないわけですから、きちんとそこは今度の秋までには、行政側ももっともっと力を入れて、市場を活性化させる。その必要があると思うんです。そして私も通り会の会長にも苦言を言いました。いつまでも行政側に頼っているばかりではだめだと。ほんとに何が必要ですか。と聞きましたら、「この通りを朝の6時から夕方の4時までの駐車禁止を解除させてほしい」ということも言っていたんです。私は「それをやることによって、皆さんが損しますよ」と、じゃあだれの車がここにとまっても、買い物にくるお客さんじゃない車がとまっても何も言えなくなりますよと。それよりはほかのことを考えて、もっと活性化させる方向へ持っていくべきだと、もっと自分たちでも考えてほしいということも言いました。ですから行政側としては、市場同士で何をしたい、何をしたいと。同じマチグヮーの人が言い合ったらけんかになりますから、先ほど申し上げましたように、これはこれ。ベニヤのあれは、これを取り除くのも行政側の力だと思います。 そして今、お年寄りとか、要望にも願寿館みたいなものをつくってほしいとありますが、そういうもの。この空いている部屋を開放してあげる。そのことによって、囲碁の台とか、お茶のみぐらいは行政がもできると思います。その後にこれは整備したから、市場の皆さんが「どうぞ使ってください」という、また管理は市場がやるという形でさせていっていただきたいと思います。要するに、申し上げたいのは、この空き店舗は開放する。いつでも開放する考えはあるのかどうかをお聞きしたい。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 今、空き店舗の開放ということでありますけれども、空き店舗の中にもいろいろとありまして、今あるコンクリートの中の空き店舗、これヤードみたいに細切れになっておりまして、なかなか使真勝手がいいというわけでもないんです。特別市営住宅の下の空き店舗につきましても、スペース的には限られたスペースとしてあります。それとそこはかなり老朽化しておりまして、実は剥離がおきている状況なので、将来に向かってそのままの状態で活用できるかというと、若干疑問もあります。ですから今使える空き店舗をどうするかというものを、そのスペースにあった活用方法、あるいは業種ですね。そこら辺を選択してまいりたいというように考えております。 ◆10番(喜納正治君) 実は囲碁好きな人は、囲碁をするため、今は囲碁好きの人はその場所がないから、西崎の港のそばの方で寒いながらもカバー張ってそこでやっています。10名から20名ぐらい、いつも囲碁を打っております。そしてまたおばさんたちも、何かここに来たら、だれかがきて、ユンタクできるという形。だからスペースの使真勝手とか、そういうものじゃなくして、皆さんいいですよと。利用やってくださいというふうに利用させるという方法をとっていただきたいと思います。ですからそれは長い時間かけると、サンエーができてしまう。そしたら皆さん御承知のように、こういう大型店舗というのは、子供の遊び場所とか、みんなが集まれるような場所を必ずつくってあるんですよ。ですからそこに暇な人はいってしまう。ますます市場に人が来なくなるという心配を市場の皆さんも持っております。ですからそこに差別化できるぐらいの対策を行政側がほんとはとっていただきたいということを強く希望します。そして通り会ですね。ロータリーからこの間もシャッターがたくさん降りていますよね。そういうことも含めながら、活性化をさせていくという方法はやっていただきたいと思います。今はこれは3月16日の琉球新報なんですが、この沖縄県内でも11市の中で、空き店舗率が高いのは、石川とかありますが、糸満市は3番目に空き店舗率の高いところなんですよ。ですからそこももっと空き店舗、活性化させるという形で取り組んでもらいたいということをお願いいたしますが、どうでしょうか。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 先ほどの新聞報道の指摘のとおり、これは市場に限らず、あるいは新世界通りに限らず、国道沿い、それから県道沿い、西崎地域の商店街、そこも同じような傾向で空き店舗があります。まちづくり市民会議においては、ミニチャレンジショップ事業等も推進するという方向をやっておりますので、いずれにしましても、地域のコンセンサスも得ながら進めるべきだろうというふうに考えておりますので、その中で協議をして対策をとってまいりたいというふうに考えております。 ◆10番(喜納正治君) 空き店舗率が高いのは、沖縄市の率でいうと19.1%、そして石川市の16.7%、そしてその次が16.5%で糸満市です。その次からは、あとは11%台になっていくんですが、ぜひとももっともっと活性化をさせるという意味で、当局頑張っていただきたいということを希望いたします。 次に件名2の下水道の普及率についての中で質問をいたします。真栄平までくるのが200年から20年後ぐらいに相当短縮されたということは嬉しいことではあるんですが、もうできるだけ本管を敷いていって、早目にやっていただきたい。今、農村地域は御承知のように過疎化になっていく。その中で何かをもって活性化をさせんといかんと思っておりますので、ぜひ20年後といわずに、もっと早い時期の普及計画をやっていただきたいと思います。 次、3件目のディスポーザーについてお尋ねします。今、このディスポーザーというのは、商店で売られたり、通信販売で売っているんです。ですから各家庭にこの生ごみを出さない。いつも冷蔵庫に生ごみを収集のある日まで冷蔵庫に保管させるという形じゃなくして、取りつけている家庭もありますが、それは知らないとまだ言っていますから。私はディスポーザーをつけることによって、生ごみの量が相当減ると。国土交通省もそんなに影響するぐらい、下水道に影響するぐらい負担はないということをいっているんです。そしたらやはりほかの自治体の動向を見ながら考えていくというんですが、何で糸満市からやってもいいんじゃないですか。どうですか。 ◎建設部長(上原利夫君) お答えいたします。 糸満市からやったらどうかという御質問でございますけれども、今県内においてもほとんどの市が単体式といいますか、直接投入型のディスポーザーは認めていないわけでございます。その中でも排水処理システム、沈殿層を設けている場合は4市がこれは認めているというような状況もございまして、今ほんとにこれが下水道に与える負担というのが、まだ明確になっていないというようなことから、今後ともやはり県の動向とか、沖縄県内でもほかの市町村の動向も踏まえて。あるいはまた国の方からもはっきりした、そういうディスポーザーの認可というのも出ておりませんし、今後そういったところも踏まえて、動向を見ながら検討してまいりたいということでございます。 ◆10番(喜納正治君) 国土交通省もそんなに負担はないというふうにいっておりますので、知らないで普及されるよりも、きちんと知っていて普及があって、そしてディスポーザーを使えますよと。ですから下水道に接続やっていただきたいという呼びかけもやりながら、そして市内全域にも、市の当局が知るころには普及をされていたという形になってしまわないように、もっと積極的に取り組んでいただきたいと思います。ちょうど12時ですから、一般質問を終わります。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後0時01分)(再開宣告午後1時02分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆1番(伊敷郁子君) 皆様こんにちは。木々の緑が鮮やかな春、3月は別れの季節でもあります。本年度をもって退職なさる職員の皆様に、市民を代表する一人として、この場をおかりして一言、感謝とお礼を述べたいと思います。皆様方は長年にわたり、市民のため、市政発展のため、その職務を全うされ、市民サービスに努めてきたと思います。行政はサービスを受ける市民にはわかりづらいことが多々あります。窓口となった皆様方には大変御苦労をおかけしたことも多かったことと思います。皆様方が市民に誠実に対応して市政を支えてきたことに対し、市民の一人として感謝申し上げます。長い間ありがとうございました。春は出会いの季節でもあります。皆様方には新たな出会いの中で、これまで培ってきた経験を生かし、市政のよき理解者として、今後とも地域を支えてくださいますようお願い申し上げます。 さて、我が沖縄県では米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸案への移設反対の県民総決起大会が3月5日に行われました。戦後61年、新たな基地の負担に反対する意思を示すべく、多くの県民が参加しました。私は学童期を基地の街嘉手納で育ちました。子供ながらにも基地から発生する事件、特に女性がらみの暴行事件には憤りを感じました。米兵の事故は昨年までに7,000件、殺人や放火などの犯罪は683件にも上ります。すべて基地があるゆえに起こる犯罪です。基地が南部にないからといって、私たちに関係がないとはいえないのです。ひとたび戦争が起これば基地の島に住んでいる私たちに、逃れるすべはありません。それは糸満市にある多くの慰霊の碑が教えています。平和祈念堂がなぜ糸満市にあるかということを、私たちは再確認する必要があるのではないかと、痛切に感じております。平和は行動が伴わなければ守り通せないと私は思います。子供たちの未来のためにも、平和をただ祈るだけではなく、行動する大人であり続けようと、自分に言い聞かせ、通告書に従い一般質問を行います。 件名1、県立南部病院の経営移譲について。小項目1、平成17年12月12日、県と豊見城中央病院を経営する医療法人友愛会の協定締結により、平成18年4月県立南部病院は官から民へと経営移譲され、友愛会南部病院となります。県立の機能を引き継ぐ条件で、移譲は締結されたはずなのに、3月4日の新聞報道は、これまで経営移譲に反対してきた、地元住民の危惧したとおりではないかと不安になります。特に夜間救急医療の休止など、子を持つ親にとっては心配でなりません。これまで経営移譲に反対の立場で、住民の先頭に立ち、県に存続の要請をしてきた市長の率直な現在のお気持ちをお聞かせください。 小項目2、新聞報道によると、友愛会南部病院は開院から4年後までに、現水準以上のサービスを提供できるとありますが、移譲の条件は現機能を損なわず、円滑に行うことだったはずです。それができる病院と判断したからこそ、県は友愛会に移譲を決めたであろうし、移譲時に現水準以下であれば、友愛会に移譲を決定した県の責任を追及するべきではないでしょうか。地域の医療水準が低下しないように、今後糸満市として県への対応をどのように進めていくつもりか、お聞かせください。 件名2、障害者自立支援法について。小項目1、地域生活支援事業について。ア、障害者自立支援法では、市町村にこの法律の実施に関し、次のような責務を明確にしています。第2条第1項第2号「障害者等の福祉に関し、必要な情報の提供を行い、並びに相談に応じ、必要な調査及び指導を行い、並びにこれらに付随する業務を行うこと」となっています。そこでお聞きします。現時点ではそれぞれの障害に応じて、専門的な知識を有するコーディネーターが相談に応じていると思いますが、今後の法改正で三障害を一括した相談支援事業となるのでしょうか。個々の障害を把握して、相談支援を行うことは大変難しい面があると思うのですが、今後の事業展開はどのように考えていますか。 小項目2、就労支援について。障害者自立支援法の大きな目玉として、訓練等給付による就労支援の強化が上げられています。障害者の雇用の場において、一般就労は難しい面が多く、特に知的障害や精神障害を有する方々は、周囲の理解を要する部分が大変大きいと思います。現在、ハローワークでは、就労支援に障害者専用の窓口を設置し、就労先をあっせんしたり、ジョブコーチをつけたり、企業への助成金制度を設けたりと、いろいろな手を尽くしていますが、なかなか雇用に結びつかないというのが現状です。そこでお尋ねします。 ア、糸満市内在住の障害者の雇用状況をどう把握していますか。イ、就労支援について具体的な施策はありますか。ウ、今後は、どのように展開していくことが望ましいと考えていますか。 小項目3、利用者負担の軽減措置について。障害者自立支援法は重度の障害者ほど利用者の負担が重くのしかかってきます。一人の人間として、自分の人生を自分らしく生きたいと思うことは、重度の障害者にはより困難な事態となりかねません。障害者の中にはこの法律は自立支援ではなく、自殺支援だと嘆く声もあります。地方自治体の中には、自治体独自で負担軽減措置を決めたところもあります。そこでお尋ねします。ア、糸満市独自の軽減措置についての取り組みは検討していますか。イ、今後はどう取り組む予定ですか。 件名3、市民サービスについて。小項目1、自動交付機の利用状況について。平成14年から窓口業務の軽減化と市民サービスの向上という目的で導入された自動交付機は、設置から4年目になりますが、利用状況についてお尋ねします。 ア、自動交付機は1日に平均どの程度の利用がありますか。平成14年度は年度途中からですが、平成15年、平成16年、平成17年と年度別の利用状況はどうなっていますか。 イ、市民カードの現在の発行数はどれくらいでしょうか。 ウ、市職員の市民カード保持数及び利用状況はどうでしょうか。職員も使うことにより、利便性を体験し、広く市民に広報してくれると思うので、あえてお聞きします。 エ、現在の設置場所は適切でしょうか。市民サービスと考えるなら、わざわざ役所まで行かなくても、近くの銀行とかコンビニで利用できると便利でいいと思うのですが、なぜ現在の位置でなければいけないのか。教えてください。 オ、カード社会と言われる現代、個人的には便利に使わせていただいていますが、今後利用をふやしていくために、必要な具体的な方法はどう考えていますか。 小項目2、市民オンブズマン制度の導入について。オンブズマンとは国民、市民にかわって一般的に見識や権威を持った人が国民、市民の代理人として行政苦情の解決や、行政の適正運用の確保を図るために、中立公平に原因を調査究明し、行政に対して是正勧告などをする人のことを意味します。我が国では平成2年に自治体として初めて、川崎市が行政全般を対象とした市民オンブズマンを設置しました。沖縄県でも平成7年に県政に対する県民の苦情を簡易、迅速に処理し、県民の権利、利益を擁護するとともに、公正を図り、県政に対する信頼の確保と、開かれた県政の推進に寄与することを目的として行政オンブズマンが設置されています。私は自治体の責務の第一は市民サービスであると思います。市民の立場に立って、自治体の行政に対する苦情や救済の申し立てを受けてくれる機関は、どこの市町村でもあってしかるべきだと考えます。一般の住民にとっては、不満や不利益を感じても我慢するしかない場合も多々あると思います。そういうとき、公正、中立の立場で調査し、問題解決に努めてもらえる機関が、行政の中にあれば、住民はより行政を身近なものとしてとらえ、信頼できるのではないでしょうか。それこそ市民参加の協働の都市づくりを可能にすると思います。我が糸満市も、市民サービスをより充実させるためにも、市民オンブズマン制度の導入を検討していただけませんか。 件名4、学校給食の民間委託について。小項目1、学校給食法は、教育は心身共に健康な国民の育成を期して行われるとの教育基本法の理念を受け、第1条で「学校給食が児童及び生徒の心身の健全な発達に資し、かつ、国民の食生活の改善に寄与するもの」と意義づけています。第2条では、学校における教育の目的を実現するために、特に学校給食に求められる教育目標として次の4項目掲げています。1、日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと。2、学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。3、食生活の合理化。栄養の改善及び健康の増進を図ること。4、食糧の生産、配分及び消費について、正しい理解に導くこと。このように学校給食は、単に食事の提供ではなくて、教育の一環として位置づけられています。そこでお聞きします。糸満市としては、学校給食をどのように考えていますか。 小項目2、一部民間委託することについて。ア、現在、糸満市の給食センターは7,000余食を調理していますが、民間委託する一部とはどの部分でしょうか。 イ、大腸菌O-157問題が出て以来、学校給食の安全性がこれまで以上に求められています。学校給食を民間に委託すると、行政の責任があいまいとなり、保護者にとっては学校給食の内容や安全性に不安が生じてきます。そのような保護者の不安の中で、今後どのように委託を進めていくつもりですか。 ウ、平成17年成立の食育基本法は、国民が生涯にわたって、健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむことができるようにするため、食育を総合的、計画的に推進することとあります。これを受けて文部科学省は児童生徒が正しい食事のとり方や、望ましい食習慣を身につけることなどにより、生涯にわたって健康でいきいきとした生活を送ることができるよう、食に関する指導の充実を図るための取り組みを推進しています。糸満市次世代育成支援対策行動計画の中にも、学校における食育推進のカリキュラムを導入するとあります。学校における食育の推進の中には学校給食の充実などが掲げられています。給食の民間委託の中で、食育をどのように進めていくか、お聞かせください。 件名5、観光振興について。小項目1、国の三位一体改革は地方自治体の運営に多大な打撃を及ぼしています。地方自治体においても、国へより一層の支援を訴えることと並行して、住民の所得を向上させるべく、いろいろな施策が必要となってきます。我が糸満市にとって、観光振興は重要な施策の一つと考えます。緑豊かな農村地域において、自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動と定義されるグリーンツーリズム。島や沿海部の漁村に滞在し、魅力的で充実した海辺での生活体験を通じて、心と体をリフレッシュさせる余暇活動のブルーツーリズム。自然や人文環境を損なわない範囲で、自然観察や先住民の生活や歴史を学び、環境との調和を図りながら、永続性のある観光のあり方を実行するエコツーリズム。地方都市固有の自然環境や歴史、文化環境や街並みを散策するアーバンツーリズム。最近新たなニーズから生まれた健康の希求や病気からの回復を目的として定住地から一定期間移動するヘルスツーリズム。このように多様化する観光ニーズに対応するために、糸満市ではどのようなツーリズム事業を考えていますか。以上、この場所からの質問を終わります。 ◎市長(西平賀雄君) 伊敷郁子議員の一般質問にお答えいたします。 件名1、県立南部病院の経営移譲について。小項目1、4月より民間へ経営移譲されますが、市長の現在のお気持ちをお聞かせくださいということについてお答えいたします。 私は県立としての存続を強く望み、今日まで市民や各団体等の協力を得て、清掃活動、シンポジウム、座り込みなどの抗議活動を実施してきましたが、来る4月1日付けで医療法人友愛会に経営移譲されることになっております。友愛会では本市の地域医療に貢献したいとの考え方により、現県立南部病院が行っている機能を引き継ぐと同時に、さらによりよい医療を提供したいとの意向であります。私としては、県立としての存続はかないませんでしたが、新南部病院が現行以上の医療水準が運営されることについて、期待しているところであり、さらに豊見城中央病院の2割程度を占める本市出身の患者への負担が軽減されることに加えて、マイクロバスが運行されることにより、利便性が高まると考えております。 小項目2、県への対応ですが、友愛会からの説明では、引き継ぎ等の関係から、現南部病院が実施している診療科目中、脳神経外科及び耳鼻咽喉科は一部休止するものの、それ以外の診療科目はすべて実施する予定であります。なお、休止する診療科目についても、医師の確保ができ次第、対応するとのことであります。また、夜間救急についても、午後10時まで実施し、それ以降も当直医を配置し、来院する患者についても対応するということになっております。さらに現在、入院されている患者で希望する方は引き継ぐ考え方であるようであります。これらのことは基本協定書に明記されている、「南部病院が主として行ってきた医療や入院を希望する入院患者を引き継ぐとともに、地域医療の確保に努めること」を誠実に履行していると判断しており、御指摘の現行水準以下になることはないものと考えております。そのようなことから、市といたしましては、現時点において特に県への対応を考えていませんけれども、今後の状況変化により、必要が生じた場合には、適切に対処してまいりたいと考えております。 残りの件につきましては、助役、各担当部長、参事監の方から答弁させていただきます。 ◎助役(大城弘明君) 件名2、障害者自立支援法について、小項目2、就労支援について。ア、糸満市内在住の障害者の雇用状況をどう把握していますか。イ、就労支援について具体的な施策はありますか。ウ、今後はどのように展開していくことが望ましいと考えていますか。につきまして、順次、お答えをいたします。 まず初めにア、糸満市内の在住の障害者の雇用状況をどう把握していますかにつきましては、この御質問につきましては、一般就労の部、それから福祉施設への就労の部、その他の就労の部に分けましてお答えいたします。まず一般就労の部に係る雇用状況でございますけれども、市内の小規模作業所から得たデータによりますと、平成18年1月末現在の実績で申し上げますと、身体障害者関連の小規模作業所より6名、知的障害者関連の小規模作業所より2名、精神関連の作業所より4名、支援センター陽だまりの支援により、1名の方が一般企業へ就職されております。福祉施設における福祉就労に係る雇用状況につきましては、身体障害者入所授産施設に13名、身体障害者関連小規模作業所へ33名、知的障害者入所授産施設あるいは通所授産施設に62名。知的障害者関連小規模作業所へ17名の方が現在、平成18年3月までに就労されております。その他、在宅等の就労につきましては、現在のところ把握いたしておりません。 次にイ、就労支援について具体的な施策はありますかにつきましては、ハローワークの障害者雇用連絡会議等の場におきまして、障害者雇用の促進及び社会復帰の促進に関する事項等を協議するとともに、市の就労支援関係部局と連携をとりながら、地元関係機関や市の商工会への障害者雇用促進に係る啓蒙活動を推進していきたいと考えております。 ウ、今後はどのように展開していくことが望ましいと考えていますかにつきましては、自立訓練を柱とした各種訓練等給付の利用により、サービス利用者自身の能力を高め、職業選択の幅を広げることが可能になることが期待されます。このことにより、企業側の障害者雇用に対する理解が得られるよう、関係部局及び関係機関と協力をして、啓蒙活動を推進し、障害者雇用の充実に努めてまいりたいと考えております。 ◎福祉部長(上原善治君) 伊敷郁子議員の御質問、件名2、障害者自立支援法について。小項目1、地域生活支援事業について。ア、相談事業はどのように展開していく予定ですかについてお答えいたします。 本市におきましては、現在、障害者の相談事業所は身体障害者が糸満市障害者生活支援センター陽だまり、精神障害者が糸満市地域生活支援センターひかり、さらに知的障害者が沖縄県障害児(者)地域療育等支援事業としてみなみの里で実施しておりますが、今回制定されました障害者自立支援法の施行に基づく相談支援事業は身体、知的、精神の障害の種別に応じて、相談事業所を指定し、相互に連携を図っていくものであります。本市においては、将来的には介護保険法に基づく、地域包括支援センターとともに、総合的な相談窓口を設置していく方向で検討していく考えでありますが、当面は現在ある障害者相談支援センターを活用する方向で対応していきたいと考えております。 次に、小項目3、利用者負担の軽減措置について。ア、市独自の軽減についての取り組みは検討していますか。イ、今後はどう取り組む予定ですかについてお答えいたします。 障害者自立支援法の施行により、利用者負担が発生いたしますが、同時に負担軽減策も同法には盛り込まれていることから、市の独自の軽減措置につきましては、今後、国、県、他市町村の動向を踏まえながら対応をしていきたいと考えております。 ◎市民部長(城島栄君) 伊敷郁子議員の御質問、件名3、市民サービスについて。小項目1、自動交付機の利用状況についてお答えいたします。 ア、1日にどの程度の利用がありますかについてでございますが、平成18年2月末現在までの利用数を1日平均に換算しますと、約34件となっております。また自動交付機は、平成14年10月21日から稼働し、当初は印鑑証明と住民票の交付からスタートしておりますけれども、平成15年3月から税証明の交付を開始いたしております。平成15年度の利用率は6.2%、16年度は11.3%、17年度は2月末までの集計で14.8%と徐々にふえてきております。また、自動交付機の利用者は印鑑証明の方で31.8%と高率を示していますが、住民票が12%、税証明が3.7%と低く、今後広報活動を強化する必要を感じております。 イ、市民カードの現在の発行数についてでございますが、2月末までに1万743枚発行しております。 ウ、市職員のカード保持数及び利用状況についてでありますが、市職員は500人程度おりまして、同姓同名の市民も多数いることから、事務的には困難であり、把握してございません。 エ、現在の設置場所は適切ですかについてでございますけれども、必ずしも適切と考えているわけではありませんけれども、ただ自動交付機の設置については、次のような条件と事情があり、市民課の窓口に設置している状況であります。まず1点目に、個人情報保護の観点から、IT関連セキュリティー対策が図られる場所及び土曜日、日曜日、祝祭日も稼働していることから、技術的防犯対策環境が整備されている場所であること。 2点目に、監視及び個人撮影用のためのカメラにより、画面操作部と用紙トレイ、手数料を入れるための金庫周辺の2カ所を監視することが義務づけられており、ビデオテープの入れかえ作業が必要であること。 3点目に、各種証明書は電子公印を押印しているため、証明用紙は改ざん防止用紙を使用しており、その管理を徹底する必要があること。 4点目に、その他証明書用紙の紙づまり、操作ミス、暗証番号を忘れた市民への対応等を考え、市民課職員が即、駆けつけて対応することができるところとして、現在の場所に設置している状況でございます。また、県内10市のうち自動交付機を設置している4市の調査をしたところ、沖縄市が本庁に1台、消防本部に1台設置しておりますが、他の3市は本市同様に市民課の近くに設置してあります。以上のような事情と役所以外に設置すると、人件費、庁内LAN接続等の費用もかかることもあり、市民課窓口に現在設置している状況であります。 オ、今後、利用をふやしていくために必要な具体的方法はについてでございますが、毎年3月号の広報紙に利用推進の記事を掲載しており、窓口においても主に印鑑登録証を持参して、印鑑証明の交付申請をする方々に対して、無料で市民カードと交換する説明をしており、市民課窓口付近の4カ所にもポスターを掲示して、利用拡大を図っているところでございます。 今後は、年に1回の広報紙掲載だけでなく、回数をふやすことと、FMたまんにも放送をお願いし、窓口でも説明強化を図り推進に努めたいと考えております。また平成15年度に実施した経緯がありますが、役所職員にも本人だけでなく、家族や友人、知人にも利用を勧めてもらうように毎年、回覧等で依頼をする計画であります。 ◎総務部長(金城義朗君) 伊敷郁子議員の御質問、件名3、市民サービスについて。小項目2、市民オンブズマンの導入についてお答えいたします。 オンブズマン制度は、市民の価値観が多様化し、複雑化する社会状況に対応するため、市民の権利、利益を擁護し、行政に関する苦情を客観的に調査し、行政を第三者の立場で審査するものであります。 糸満市では国の機関であります行政評価事務所から委嘱された行政相談員が配置されており、行政に対する苦情や意見、要望などを受けております。公正な行政運営、市行政に対する信頼確保、開かれた行政を目指しているところでありますが、当面、市民オンブズマン導入については、考えておりません。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 伊敷郁子議員の御質問件名4、学校給食の民間委託について。小項目1、市として学校給食の基本的な考えはについてお答えいたします。 学校給食の一部民間委託については、新糸満市行政改革大綱に基づき、委託するものであります。学校給食は学校給食法上の目的を達成するため、教育活動の一環として位置づけられていることにかんがみ、調理業務等委託の実施に当たっては、学校給食の教育的意義を損なわないよう、十分に留意して実施したいと考えております。 また、学校給食運営の主体性を確保し、食の安全の確保のため、衛生管理体制の確立を図るとともに、質の低下を招くことがないよう措置を講じたいと思います。委託業務の範囲は、現在調理員が行っている業務で、調理、配送、洗浄等の業務で、給食献立の作成、食材料の発注及び検収業務は、これまでと同じように直営同様、学校栄養職員が行います。また給食の安全確保や衛生管理の徹底を図るため、教育委員会が作成する安全衛生管理基準を遵守させ、学校給食業務に支障のないように実施してまいります。 小項目2、一部民間委託をすることについて、ア、イ、ウについて、順次お答えいたします。 ア、どの部分を民間委託するのでしょうかについてですが、先ほども述べましたように、調理、配送、洗浄等の現業部門であり、給食献立の作成、食材料の発注及び検収業務は、これまでと同じように直営同様、学校栄養職員が行います。 次にイ、今後はどのように委託を進めていくのでしょうかについてお答えいたします。まず、保護者や関係団体等の理解を得るべく、民間委託について説明会を開催し、御理解、御協力を求めたいと考えております。 次に委託業者選定委員会を設置し、学校給食における給食の意義を十分に認識できる業者の募集を行い、選定委員会で決定、契約締結し、平成19年9月より実施したいと考えております。 ウ、民営化の中で食育をどうとらえ、どのように進めていくつもりですかについてですが、民間委託後も、県の栄養職員はそのまま配置され、今までどおり各学校に出向いて児童や保護者を対象に食育についての指導を行います。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) 伊敷郁子議員の御質問件名5、観光振興について。小項目1、多様化する観光ニーズに対応するために、ツーリズム事業の推進とありますが、どのような事業を考えていますかについてお答えいたします。 糸満市では、平成17年度から19年度にかけて、元気な地域づくり計画の中で、グリーンツーリズム推進事業に取り組んでおります。グリーンツーリズムとは、緑豊かな農山漁村において、その地域の自然や文化、人々との交流を楽しむ、滞在型の余暇活動であります。多様化する観光ニーズに対応するため、農業や漁業分野のグリーンツーリズムやブルーツーリズムのみならず、エコツーリズム、グスク等、史跡の散策、平和学習、草木染め、ガラス工芸等の工房体験等の分野も含めて、農山漁村滞在型余暇活動としてとらえ、その推進に努めております。具体的には平成17年11月に糸満市都市農山漁村交流推進協議会を発足し、あらゆる分野における滞在型余暇活動に関する地域資源の発掘を取りまとめて、糸満市グリーンツーリズムマップを作成しているところであります。 ◆1番(伊敷郁子君) それでは自席より再質問いたします。 件名1、県立南部病院の経営移譲について。確認のためにお聞きしますけれども、友愛会南部病院の4月開院時の医師の数は何人でしょうか。 ◎市民部参事監(上原裕常君) 開院時の医師の数は何名かという御質問でございますけれども、病院の開設許可申請書では26名ということで申請されておりますが、あちらの方の説明では現在15名程度は確保しているということでございます。 ◆1番(伊敷郁子君) 続けてお聞きします。 20日の議会の中で、2番議員の夜間救急対応の質問に友愛会南部病院は4月より夜10時まで診療とありましたけれども、開院時の全科目が対象となっているのでしょうか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後1時42分)(再開宣告午後1時43分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部参事監(上原裕常君) 夜間救急業務で全診療科目は対象になるかという御質問ですけれども、日中は確かに脳神経外科とそれから耳鼻咽喉科については休止という状況ですので、我々も詳しいことは聞いておりませんけれども、一応はその辺のところについても対応できるかどうかについては、今後確認したいと思っています。 ◆1番(伊敷郁子君) なぜお聞きをするかというと、15名しか医師はいないわけですよね。しかも当直が、毎晩2名は取られるわけですよね。常識的に考えてその13名の残りの医師は、毎日朝9時から夜10時までですか、勤務しているのかということをお聞きしたいんですけれども。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後1時44分)(再開宣告午後1時44分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部参事監(上原裕常君) 先ほど15名は確保しているということで御説明申し上げましたけれども、豊見城中央病院の協力も得て、26名でスタートするということでございます。 ◆1番(伊敷郁子君) 私はですね、夜間2名の医師が当直し、医師が過重な労働となってしまうと、適正な医療が提供できるかということを確認したかったわけです。命を守る公的な医療機関が糸満市からなくなることは、私たちの意思ではありませんでした。だからこそ命の重さを考えるなら、もしそれが補充されないのであれば、県に対して要請するべきだと思っていたんです。でも大丈夫ということで安心してよろしいんですよね。はい、わかりました。大丈夫ということですよね。 ◎市民部参事監(上原裕常君) 一応、診療体制については、万全を尽くすということをおっしゃっておりますので、大丈夫だというふうに考えています。 ◆1番(伊敷郁子君) はい、安心しました。 次に件名4、学校給食の民間委託について、再質問いたします。まず、なぜ民間委託なのか、教えてください。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後1時46分)(再開宣告午後1時47分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 なぜ民間委託なのかということでございますが、これにつきましては、昭和60年1月21日に当時の文部省から各都道府県教育委員会に対しまして、こういうような通達が出ています。「学校給食業務の運営の合理化について」ということで、先ほど伊敷議員が前段で学校給食の意義をおっしゃっておりましたが、そういうことで学校給食は学校教育活動の一環として実施され、定着しているところではあるんだが、その業務の運営については、臨時行政調査会、臨時行政改革推進審議会及び総務庁から合理化の必要性が指摘されているということで、今後設置者はそのことを留意の上、各地域の実情に応じた適正な方法によって、運営の合理化を推進していただきたいという通達が出されまして、それに基づいて各市町村はいわゆる行政改革大綱というものを策定いたしまして、それによって学校給食業務の民間委託ということが取り上げられたということであります。そういうことでありますが、先ほども参事監が述べられましたが、この民間委託に当たっては、いわゆる管理部門、献立の食材の発注ですね。こういったものは委託の対象にしないで、先ほど申し上げた調理、それから洗浄、配送、そういった業務をして合理化を図っていただきたいということに基づいて、学校給食の民間委託が導入されたということであります。 ◆1番(伊敷郁子君) その民間委託の中で、食の安全性は保障されているのでしょうか、お答えください。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 この食の安全性はそれぞれ学校の栄養士が毎年、その都度、委託する業者の調理責任者と十分に調整して、そういうことをやりますので、食の安全性は今の直営同様確保されていくものだと思っております。 ◆1番(伊敷郁子君) じゃあもし民間委託になり、安全性に問題が生じた場合、責任の所在はどこになりますか。 ◎教育長(大城勇君) もしという仮定の話ですが、業者もこの民間委託する会社は、それなりに社会的、それにはまた社の存続もかけてやっているわけでありまして、そういうことがないように、実際は取り組んでいるところでありますが、一時的には現場のもしいろいろ食中毒があった場合、その調理体制のことでいろいろと責任はありますが、最終的にはまた管理部門をやっている行政側の責任になるかと思っています。 ◆1番(伊敷郁子君) 行政側の責任と認識してよろしいでしょうか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 これ必ずしも一概には言えませんが、その事態、事故等、原因の結果によって、それぞれまた責任の所在が違うかと思っております。 ◆1番(伊敷郁子君) 保護者にとって不安なのは、だれが責任を持つかということで、責任の所在をはっきりしてやっていただきたいんですけれども。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 そういうことで、最終的には行政が責任を負うことになりますが、先ほどの事故等の原因によって、必ずしも行政が責任を負うという、でもない場合も想定されます。 ◆1番(伊敷郁子君) 最終的に行政が責任を負うということの、法的な確約はありますでしょうか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 法的な確約というのはありませんが、先ほどの通達によってやっておりまして、そういうことで、委託する場合は、それなりの管理体制を十分にしなさいということで、また行政側に課せられた責務ではありますので、そういうことで行政側としても、そういうことがないように努力していきたいと思っています。 ◆1番(伊敷郁子君) ちょっとお聞きします。 どこの市町村も財政的に厳しいのは同じなのに、国の流れに逆らってなぜ学校給食の民間委託をちゅうちょしていると思いますか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 これはもちろん財政的に行革ということでありますが、まずは先ほど申し上げましたように、学校関係者、そして地域PTAの理解を得てやるということでありますので、その辺で十分に行政側の説明が、意が、まだ通じていないのかなとそういうこともあると考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) 理解を得られたらやるということは、理解が得られなかったらやらないということですよね。 ◎教育長(大城勇君) 行政としては、これまで民間委託をしている先進市の実態もありますので、そういうことで理解を得るように、いろいろ先進市の事例等も参照にして、ぜひ理解を得てやっていきたいと思っております。 ◆1番(伊敷郁子君) 那覇市で民間委託が1校できましたけれども、それ以上進まないのは、なぜだとお考えですか。
    ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 1校はやりましたが、今質問にありましたようにまだ十分に地域の理解が得られていないという現状があるかなと思っておりますが、それはそれと各市町村それぞれのまた実情もあるかと思います。 ◆1番(伊敷郁子君) じゃあ、なぜ地域は理解しないんでしょうか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 なぜ地域は理解しない。これはまた行政側の説明不足かと私は思っております。 ◆1番(伊敷郁子君) ちょっと視点をかえて、給食センターでは平成12年に8,400食が調理されていましたけれども、現在、正確には何食つくられていますか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 現在7,500食です。 ◆1番(伊敷郁子君) 7,500食に減った原因は何でしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 児童生徒の減であります。 ◆1番(伊敷郁子君) 将来も児童生徒数が減るということは考えられると思うんですけれども、例えば民間に委託した場合に、その際、委託料というのが発生しますけれども、児童が減ったら委託料は減るんでしょうか。減るとお考えですか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 この児童生徒数と委託料の関係ですが、極端に減ればそういうことでありますが、今わずかでありますが、減少傾向にあります。この委託料というのは一切、いわゆる今直営でやっていますから、その直営の人件費にかかる委託料でありまして、例えば7,000食やっておりますと、いうことで、幾らでやりますかということで、これはこの選定に当たっては、プロポーザル方式を採用いたしまして、見積書も出していただきます。ですからそのまた年度によってそれぞれ違いますので、必ずしも生徒数が減ったからというようなことでもないわけであります。そういうことで理解していただきたいと思います。 ◆1番(伊敷郁子君) 保護者にとっては委託料、委託料というのは先進地域では毎年上がっているところもあるわけです。委託料が上がると、それが即、給食費にはね返るんではないかという不安があるわけです。だからその辺をはっきりしていただきたいということでお聞きしております。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 この委託料と給食費は関係ありません。この給食費はすべてこの子供たちの給食の食材の費用に充てられます。 ◆1番(伊敷郁子君) では人件費についてお尋ねします。人件費はどれぐらい減るのでしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 減額というのは、1,000万円ちょっとだと考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) 毎年1,000万円減っていくということですか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) はい、毎年1,000万円ですけれども、2年度に2,000万円、3,000万円ということではありません。年度年度で1,000万円ずつ減っていくということです。2年目だからということで、2,000万円減るということではありません。御理解ください。 ◆1番(伊敷郁子君) 現在、給食センターに務めている調理員の方がいますよね。本務ではなくて、嘱託であるとか、賃金職の方、この人たちの身分は、委託になった場合はどのようになるんでしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 今のところ、職員の場合は本庁教育委員会に配置がえをすると。嘱託、臨時に関しては、請け負った業者の方で面接を行い、会社の条件に合った人たちを採用をやっていくという形で、口頭で説明していきたいというふうに考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) 請け負った会社で採用されるという保障はないんですよね。お答えをお願いします。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 保障はないかということよりは、今、嘱託、臨時、職員6名いますけれども、その職員でそのままやっていった方がスムーズにいくというふうに会社の方からは聞いておりますので、恐らく会社の条件と本人の条件が合えば、恐らく全員というか、大方の方が採用されるかと考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) では、食育についてお聞きしたいと思います。 先ほど栄養士は県からの派遣でそのまま残るので、学校に行って食育教育をするとおっしゃっておりましたけれども、例えば市内ですね、16校ありますよね。小学校、中学校16校、9学年、何教室あるかわかりませんけれども、1年に何回、どのような形で食育教育を行う予定でしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 数字であらわしたいと思います。 平成16年度ですと14回、人数が855名。平成17年度10回、730人。合計で1,585名、これは栄養教諭の方が学校に出向いた数になっております。そのほか、保護者の方に説明しているのが、平成16年度に3回、平成17年度に9回、これは保護者の場合は名簿をとっておりませんので、人数は把握をしておりません。 それとあと、新入生保護者会、これは私の方が主に行っていますけれども、平成16年度に6回、平成17年度で5回。これは主に1年生、2年生が施設見学に来ます。そのときに1時間ぐらい私の説明と、最後に子供たちが帰るときに約束してもらうんですけれども、好き嫌いをなくすということと。残さず食べるということを約束をして帰っていただきまして、こういう形で子供たちから、感激の言葉がきます。先生方の方も食の教育ですけれども、こういう形で教室の方で教えております。平成16年度においては10回、654名。平成17年度はふえまして14回、642名の児童生徒が施設見学に見えられております。あと、中学生、高校生がインターンシップで何名か訪れております。以上です。 ◆1番(伊敷郁子君) 食育基本法というのは、平成17年に施行されて、まだ県でも指針は決まっていないようなんですけれども、先取りしてなさっているということなんでしょうか。それと平成16年に14回、855名。平成17年に10回、730名ということは、全校生徒を対象としていないということなんですか。全校生徒に1回でもいっているとかということではないですよね、数からすると。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 御質問にお答えします。全校に行っているということではなくて、うちの方は平成15年、その前からやっておりまして、学校からの依頼を受けて出向いていくという形ですので、主に高嶺小学校、真壁小学校とか、そういう形になっております。 ◆1番(伊敷郁子君) 食育というのは、子供たちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくために、何よりも食が重要であると、食育基本法がつくられたわけなんですけれども、今後全校生徒に、全教室に年に何回、栄養士を派遣して教育する予定でありますでしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) これはまだ制定されて間もないので、学校側の申請によってやりますので、こちらが押しかけて何時間持つとかそういうことではなくて、うちのは栄養士としてやっているんですけれども、学校からの依頼でその分を前向きにやっていると。当然、将来ですね、これが学校に配置されて、やれれば当然授業としてやっていけるんじゃないかというふうに思っております。 ◆1番(伊敷郁子君) 食育基本法は将来にわたって、子供たちが健康で豊かな生活を送れるようにということで、食事を見直そうということでつくられた法律なんですが、将来的に健康保険の増加を抑えるためにも、小さい子供のうちからしっかりと学校で教育しようということが目的になっていると思うんです。だからこそ、要望があったから行くということではなくて、月に何回とか決めて、きちんと系統立てて食事の仕方から教えていくべきだと思うんですけれども、民間委託になると、そういったことは可能でしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 民間委託したとしても、栄養職員3名は県費職員でそのまま配置になっておりますので、この辺は可能かと思いますけれども、議員のおっしゃるように学校の授業の中に入っていくということは、学校の校長先生を始め、学校の方針がありますから、それと担任の先生に時間を割いてもらって、そこに我々が入っていくという形ですので、学校側の申請がないと我々から押しかけて行くというのは、ちょっと厳しいところがあるんじゃないかというふうに考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) 現在、栄養士は食材の現状を見て、直接指示することができますけれども、民間委託になると、直接指示ということはできませんよね。指示書による指示しかできなくなると思うんですけれども、そういうのはどういうふうにお考えでしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 食材の検収等は栄養職員の方がやりますので、指示に対しても栄養職員の方でちゃんと指導します。 ◆1番(伊敷郁子君) 食育基本法の中に、学校給食の中における地産地消を推進することとありますけれども、民間委託をした場合、例えば糸満市の場合は7,000食余りつくっていますよね。地産地消というのは可能なんですか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 現在も地産地消は窓口開けて待っていますので、当然食材の注文は栄養職員がやっていますので、地産地消も同じようにやっていけるというふうに考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) 配送業務についてお聞きします。例えばこれが委託になりますと、現在だと遠いところは給食2時間前ぐらいに配送していますよね。これはスピーディーになるということと理解してよろしいんでしょうか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 今、スピーディーになるかということですけれども、それ今までの日程表がありますので、つくるのも大体11時ぐらいにできて、時間前には届けると。今、現在もどの車がどこを行くという形で、時間が設定されていますので、それに準じてやっていくというふうに考えております。 ◆1番(伊敷郁子君) 時間が短縮されるということではないということで理解してよろしいですね。はい、わかりました。 私はですね、学校給食は児童生徒の生命に直結している業務であり、何よりも公的責任を一部たりとも放棄してはいけないと思います。私たちは何のために南部病院を公的機関で残してと訴えたんでしょうか。全く、県と同じことをしているのではないでしょうか。民営化がどういうものであるか。南部病院の例からも学んだと思うのですけれども、どのようにお考えですか。市長、お答えをお願いします。 ◎市長(西平賀雄君) 伊敷郁子議員の再質問にお答えいたします。 給食センターの民間委託について、県立南部病院については、やはり人の命を預かるということで、絶対これは公立でないとだめだということで、私は訴えてきました。給食業務についても、今さっき議員がおっしるとおり、食育も含めてほんとに大事なことではあります。しかし、民間でできることは一応、民間にやっていただこうということを考えておりまして、行革大綱も出来上がっておりますので、行革大綱に沿ってやっていくわけですけれども、あくまでも安全を十分考えながら、この民間委託をやっていくということには変わりはございません。 ◆1番(伊敷郁子君) はい、市長の答弁も県と同様、先に委託ありきというふうに聞こえますけれども、私の勘違いでしょうか。今後、保護者の意見も十分聞いて、対応していただくよう要望します。先ほど病院の場合には命にかかわるとおっしゃいましたけれども、食べ物は即、命にかかわりますよね。食の安全はどんなに安全に安全を重ねても慎重すぎるということはありません。ましてや子供たちが食べるものです。それは命に直結しますので、今後もさらに慎重に慎重を重ねて検討してくださいますようお願いして、一般質問を終わります。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時14分)(再開宣告午後2時32分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆16番(新垣安彦君) 一般質問に入る前に一言ごあいさつを申し上げます。今回、平成18年度予算編成に当たりまして、西平市長においては、本当に御自身の選挙公約を重視するあまりに、むだな予算編成がなされていないか。さらに市民に対する説明、責任がしっかりと行われているか、疑問でならないところも多々見受けられています。しっかりと市長も市民の側に立ち、しっかりとした行政指導をしていただき、市民のトップとして糸満市のかじ取りの責任を果たしていただきたい。そう申し述べて一般質問に入らせていただきたいと思っております。 件名1、市長の施政方針について。小項目1、市長の政治理念の都市づくりについて。風格都市づくりについて。西平市長は児童生徒の健全な心身の発達のためには、栄養のバランスのとれた食事を提供し、正しい食事のあり方や望ましい食習慣の形成に努めます。そのためには、学校給食の一部民間委託を平成19年度実施に向けて、鋭意に取り組んでいくと述べ、決意を述べられております。学校給食の目的は市長が述べられたほかに、学校給食の目標である日常生活の食事、また明るい社交性のマナーを学ぶ場でもあり、食事を通しての物の価値観を知る上で大事なものであります。そこで市長にお伺いをいたします。 ア、学校給食の一部民間委託について。①平成17年の施政方針でも一部民間委託を述べられておりますが、その進捗状況は。②平成19年度までに実現するための取り組みはどのように行うのか。③一部民間委託とあるが、どの部分を委託するのか。④一部民間委託をしたときのメリット、デメリットは何か。市長及び市当局の答弁を求めます。 安心都市づくりについて。市長において、本市における介護医療費の負担増は、年々増加傾向にあることは、市長及び市当局並びに市民の皆様も周知しているところであります。医療費抑制のため、あらゆる対策がとられ、食の自立支援事業及び軽度の生活支援事業、また地域デイサービス事業並びに栄養改善などの健康教育などが実施されてきました。健康なお年寄り、介護を必要とせず、日常生活を楽しく過ごしていただくために、丈夫な体をつくっていただくため、今高齢者に対し筋力トレーニング法を全国の自治体も取り入れ、健康増進を図っているところであります。また民間病院でも筋トレ治療法を行い、要介護に陥らない健康づくりに取り組んでいるところであります。そこでお伺いをいたします。 イ、高齢者、予防介護の筋力トレーニングの実施はどのように行うのか。またどのような形で教室を開催するのか、市当局の答弁を求めます。 潤い都市づくりについて。糸満地区マリノベーション拠点漁港漁村事業は、我が国の漁業資源の減少傾向下にあって、一方、余暇の増大による海洋レジャーの発展等により推進されてきたものであります。マリノベーション構想は、水産業を取り巻く問題に対応するため、周辺水域の高度利用により、資源管理型漁業及びつくり育てる漁業を推進し、水産物の安定供給、また海洋レジャー産業に積極的に参画することによる漁業所得の向上と、水産業を核とする地域活性化にあります。沖縄県マリノベーション構想にて、糸満漁港ふれあい漁港整備計画が推進され、主要事業計画は漁港及び漁港関連施設の整備、魚礁の設置等、漁場の整備、人工ビーチ、フィッシャリーナ、レストラン、イベント広場、グリーンプロムナード、お魚センターの整備等であります。沖縄県は平成17年12月議会において、糸満漁港ふれあい公園条例を可決し、本市においても同条例が提案されました。しかしながら、同条例に市に対する多くの不安項目が列挙され、委員会審査でも問題提起された経緯があります。その問題解決のため、附帯決議を議会全会一致で、ふれあい公園条例を可決したところでもあります。そこで市当局にお伺いをいたします。 ウ、糸満フィッシャリーナ及び糸満ふれあいビーチの運営計画をどのように進めていくのか、お伺いをいたします。 エ、広報、公聴活動のうち、市のホームページの活用について。西平市長は施政方針にて、政策実現のためには、市が抱える財政構造の健全化、また国が進める構造改革の三位一体改革での自治体の財政の急激な悪化などをあげ、本市の財政の厳しい状況を述べられております。本員は西平市長が掲げる民間経営感覚を持った行財政改革を行うため、いかに税収または経常経費を削減していくかであります。そのためには本市の持っている自治体としての広告媒体を活用していくことも重要ではないかと思料しますが、市長のお考えをお聞かせ下さい。 件名2、教育行政について。小項目1、教育環境について。本員は平成17年3月定例議会から1年余にわたり当局に対し、糸満中学校校舎改築を強く求め、12月議会一般質問においては同校舎の音楽教室及び吹奏楽部、部活動教室からコンクリート片の落下が現実に発生し、さらに大きなひび割れも発生したことを市当局及び教育委員会に指摘した上で、校舎全面改築を求めてまいりました。また糸満中学校PTAの役員の方々からも、市長に対し、糸満市民3,000名余の署名簿をもとに、早期の校舎改築を訴えられました。そのかいあって平成18年度一般会計予算に、糸満中学校校舎改築に向けた予算が計上をされました。今回の予算獲得は市長の英断と、市の厳しい財政状況下での教育委員会の皆様の御努力に対し、糸満中学校のPTAの役員及び保護者の皆様にかわり厚く感謝申し上げます。そこでお伺いをいたします。 ア、糸満中学校校舎改築に向けた事業計画について。①耐力度調査はいつ行うのか。②土質調査はいつ行うのか。③実施設計はいつまでに完成させるのか。④校舎改築はいつから行うのか、市長及び市当局の誠意ある御答弁を求めます。 件名3、都市計画行政について。小項目1、糸満市土地区画整理事業について、表題は平成18年2月1日に地域の方々から糸満市字糸満1518番地の1の地域の区画整理に異議を求め、同地域の区画整理の地形がいびつな状態及び地域の交通の面で、非常に危険な状態であることを訴えていたからであります。そこでお伺いをいたします。 ア、字糸満1518番地地域の区画整理事業の策定された時期は。イ、地域の地権者及び同地域への説明はいつ、どこで、何回行われたか。ウ、同地域を区画整理事業から除外した経緯はいつ行い、また地域に対していつその説明を行ったか。市当局及び市長の誠意ある御答弁を求め、演壇からの質問を終わり、再質問は自席から行います。 すみません。質問が1点抜けておりました。 件名2、教育行政について。イ、糸満市内、小中学校の屋内運動場の耐力度調査について、あわせて質問をさせていただきます。 ◎市長(西平賀雄君) 新垣安彦議員の一般質問にお答えいたします。 件名1、市長の施政方針について。小項目1、市長の政治理念の都市づくりについて。エ、広報、公聴活動のうち、市のホームページの活用についてにお答えいたします。糸満市のホームページは、平成13年1月から業務を開始し、平成18年3月16日現在、トップページの閲覧は39万件になっております。バナー広告については、全国的にその取り組みが開始されてきており、新たな収入を確保するという観点から、他市町村の情報を得ながら前向きに検討をしていきたいと考えております。 残りの件につきましては、教育長、各担当部長の方から答弁させていただきます。 ◎教育長(大城勇君) 新垣安彦議員の御質問、件名2、教育行政について。小項目1、教育環境についてお答えいたします。アの糸満中学校校舎改築に向けた事業計画についてでありますが、1点目の耐力度調査については、入札を5月中に実施し、7月末までには耐力度調査を完了させたいと考えております。2点目の土質調査については、10月中には実施したいと考えております。3点目の実施設計については、平成19年3月末までには設計図書の作成を完了させたいと考えております。4点目の校舎改築工事についてですが、平成19年度と平成20年度の2カ年を予定しております。 次にイの糸満市内、小中学校の屋内運動場の耐力度調査についてでありますが、7月中には入札を実施し、10月末までには耐力度調査を完了させたいと考えております。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 新垣安彦議員の御質問、件名1、市長の施政方針について。小項目1、市長の政治理念の都市づくりについて。ア、学校給食の一部民間委託について、①から④について、順次お答えをいたします。 ①平成17年度の施政方針にも一部民間委託を述べられていましたが、その進捗状況はについてお答えいたします。現在まで委託実施自治体の情報収集や状況調査等を行い、実施計画を作成してまいりました。 ②平成19年度までに実現するための取り組みはどのように行うのかについてですが、まず保護者や関係団体等の理解を得るべく、民間委託について説明会を開催し、御理解、御協力を求めたいと考えております。 ③一部民間委託とあるが、どの部分を委託するのかについてですが、現在、調理員が行っている業務は、調理、配送、洗浄等であります。給食献立の作成、食材料の発注及び検収業務は、これまでと同じように学校栄養職員が行います。 ④一部民間委託にしたときのメリット、デメリットについてお答えいたします。学校給食の一部民間委託については、新糸満市行政改革大綱に基づいて実施するもので、給食業務運営の合理化、効率化を図り、職員数の適正化、行政サービスの向上、人件費等の経費節減が図られます。また、民間活力導入により民間の雇用拡大と活性化にもつながるものと考えております。先ほど「しんがき」と言ったのを「あらかき」に訂正したいと思います。 ◎福祉部長(上原善治君) 新垣安彦議員の件名1、市長の施政方針について。小項目1、市長の政治理念の都市づくりについてのイ、高齢者福祉、介護予防の筋力トレーニングの実施はどのように行うかについて、お答えいたします。 今回実施いたします筋力トレーニングについては、新規の介護予防事業でありますが、高齢者の基本健康診査で把握された特定高齢者を対象に指定事業所において、専門スタッフによるアセスメントを行い、個別トレーニングプログラムを作成し、高齢者向けのトレーニング機器を用いて実施することになります。また教室の開催方法につきましては、週2回3カ月単位の4クールで実施する計画であります。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) 新垣安彦議員の御質問件名1、市長の施政方針について。小項目1、ウ、糸満フィッシャリーナ及び糸満ふれあいビーチの運営計画をどのように進めていくのかについてお答えいたします。 運営計画については、早急に糸満漁港ふれあい公園運営協議会を立ち上げ、公園の全体的な事業計画並びに浮き桟橋、駐艇場、駐車場等の便益施設の運営に関すること等について協議を行い、適正な運営計画を図ってまいります。 協議会の会議は、必要に応じて会長が招集して行います。組織といたしましては、助役と関係部課長、職員を予定しております。管理組織体制といたしましては、ふれあい公園管理事務所を設け、市職員1名と兼務1名を配置し、維持管理運営に当たります。なお、ビーチの監視や夜間警備、清掃業務等については外部委託する方針であります。 ◎建設部長(上原利夫君) 新垣安彦議員の御質問、件名3、都市計画行政について。小項目1、糸満南土地区画整理事業について。御質問のアからウまで順次、お答えいたします。 初めにアの字糸満1518番地地域の区画整理事業の策定された時期につきましては、平成7年12月25日に事業の都市計画決定を行っております。 次に、イの地域の地権者及び同地域への説明はいつ、どこで、何回行ったかにつきましては、平成2年8月に地権者の全体説明会を実施し、その後平成3年6月から7月にかけて、事業説明や映写会を地域の公民館等で行っております。さらに同年の7月から8月にかけて、地権者個別の説明会を実施しております。 次に、ウの同地域を区画整理事業から除外した経緯はいつ行い、また地域に対していつその説明を行ったかにつきましては、平成元年の事業の基本計画策定段階で、当該地域の宅地利用増進は見込めないことなどから、地権者の負担を考慮し、事業地区外としております。それ以降は、地区外につきましては説明を行っておりません。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後2時53分)(再開宣告午後2時54分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) ④のデメリットについてお答えしたいと思います。 デメリットについては、調理人に対して栄養士が直接指示ができないと。ですけれども、民間委託する場合は、指示書に基づいて指示していきますので、大丈夫かなというふうに考えております。 ◆16番(新垣安彦君) それでは自席から再質問をさせていいただきたいと思います。件名1の市長の政治理念の都市づくりついて。アの学校給食の一部民間委託についてでありますが、これについても多くの議員の皆さんからも質問が出されております。一部民間委託について、やはり心配であると。それの方法について、市当局においては特に西平市長は、平成17年度の施政方針の中でもそれを述べられております。その中で委託に向けた情報収集をし策定をしていくと。平成18年度ではこれは今後実現に向けて、関係団体に説明をするということでございますが、これはいつごろ予定されていますか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 再質問にお答えいたします。 校長、PTA会に関しては、うちの運営委員会がありますので、4月の上旬、10日前後ぐらいに運営委員会の中で説明したいと思います。学校においては中学校単位ですね。大体5月前後にPTAの総会等がありますので、会長が交代されるところもありますので、それが終わり次第、校長先生、PTA会長を調整しまして、5月の下旬から8月に向けて、中学校単位で説明をもっていきたいというふうに考えております。 ◆16番(新垣安彦君) その中でどのような説明をするのか。これまで議会の中でも質問され、答弁されておりますが、改めて学校長及びPTAの会長の皆さんにもどう市の説明をされていくのか。それについてお答え願えますか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 民間委託に向けては、たとえ調理業務等が民間委託されたとしても、現在とほとんど変わりなく安全であるという形で質疑応答書をつくって配布をして、それに対して説明をし、また皆さんからの意見も聞いて、それにこたえて説明をしまして、理解を得ていきたいというふうに考えています。 ◆16番(新垣安彦君) その前提で、学校給食の一部民間委託については、市当局はこれに向けた検討部会もしくは委員会、これを設置した上で、この一部民間委託に取り組む考えであるのでしょうか。これは教育長または市長の方に御答弁をお願いいたします。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 この検討部会については、これまで学校給食民間委託部会ということでいろいろ検討してきました。それで昨年の8月からですか、学校給食センター所長に民間委託担当という特命も与えまして、市長の方から。それでその後はいろいろこれまでの検討された資料をもとに、それで参事監の方で、所長の方で聴取などしまして、教育委員会の部課長でこれまで検討して、先ほど参事監が申し上げたような説明会をもとに、順次こういう形で進めたいということであります。 ◆16番(新垣安彦君) その部会、これには民間の方々は入っておりますか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 民間の方は入っておりません。 ◆16番(新垣安彦君) 今後、民間を含めた、いわばPTAの役員の方、いろいろな方々を含めた上での検討委員会を設置する考えはございますか。これ大変重要なことです。またどういう方々を入れた方がベストなのか。これも含めてお答えください。 ◎教育長(大城勇君) 説明の過程で、もしそういうようなことがもし必要であれば、検討させていただきたいと思います。 ◆16番(新垣安彦君) 先ほど私の前に伊敷郁子議員が、この一部民間委託に対して大変不安な、そしてこれを市当局はどのように考えていくか。そしてその対策はどのように講じていくのか。それを質問されたわけです。本員からはこの学校、子供会、そして親の会、PTA、役員会、その多くの教育関係者はおられるわけです。この方々と学識経験者の方々共に、教育委員会の部課長の皆さんと含めた上で、しっかりと論議をしていけば、多くの議員、それからPTA、役員、保護者の皆さんの不安の解消になると思いませんか。どうですか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 行政側としては、十分に説明をし、そういうことで先ほど参事監の方も説明しておりましたが、そういったいわゆる食の安全性とか、また給食費値上げあるのかと。こういったいろいろ心配の事項については、十分に懇切丁寧に説明して、そういうことで理解を得たいというつもりでやっていきたいと思っています。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時02分)(再開宣告午後3時02分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 ですから説明しまして、先ほど申し上げましたが、そういう検討会をぜひつくる必要があれば、それも検討させていただきたいということであります。 ◆16番(新垣安彦君) では市民の皆さん、PTAの役員の皆さんからぜひ参画させてほしい、我々の意見を集約したことを聞いていただきたいというような申し出があったときは、当然そのような検討委員会を含めてやられるという、今の御発言で理解してよろしいですか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えいたします。 前向きに検討していきたいと思います。 ◆16番(新垣安彦君) 市当局の前向きに検討、これはいつも再三申し上げています。行政の本当にいい言葉、いつでもできる状態、いつでもこれが一週間先でも、半年先でも、1年先でも検討します。ということになります。これだとほんとに水かけ論になります。しかしこの問題については、やはり重要な問題ですので、お伺いをいたします。そうしますと平成19年度に実現に向けて取り組むということですが、実施時期はいつを想定しておられますか。 ◎教育委員会参事監(徳元勲君) 再質問にお答えいたします。 平成19年の9月から、2学期からと考えております。 ◆16番(新垣安彦君) それに向けて、今は本員が申し述べたことをしっかりと真摯に受けとめていただいて実施していただく、そして本当に安心してですね、保護者の皆さんからクレームのかからない、またその説明、責任をしっかりとやっていただきたいと思って、次の項目に移ります。 高齢者の筋力トレーニングについてでございますが、今、市はですねプログラムなど、それから週2回、3カ月の4クールにわたって筋力トレーニングをすると。これは実施をするのは通所で行っていきたいいうことで。これは本市においてはどのように、どこに委託する予定なのか。お教え願いますか。 ◎福祉部長(上原善治君) 新垣安彦議員の再質問にお答えします。 新規事業でありまして、これから委託先を探すのでありますけれども、これ筋力トレーニングする指定事業所の指定がございまして、今後県の方から指定をされまして、それで2カ所ぐらいを予定して、2カ所ぐらいで分けて実施したいと思っております。 ◆16番(新垣安彦君) この筋力トレーニングの方法を取り入れて、介護1、それから要介護の方々の改善が著しく向上しているということも伺っておりますが、福祉部の方としては、それについてはどのような認識でございますか。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 最近、足腰の弱い高齢者、この方たちの介護度をよく持っていくというふうになると、その予防のために実施するということで、これが非常に重要な事業だと私は認識をしております。 ◆16番(新垣安彦君) 今もうほんとに情報の社会で、これまでいろんな形で介護予防、システムの確立ということで、ホームページではいろんな市町村の実例がどんどん出てきています。今、ここに紹介しますと、要支援と要介護1に限ると。において改善率が22名の要介護を持っていた人の介護率が68%。要するに介護1の方が要支援に変わっていったと。医療面の抑制に大変寄与しているという報告事例というのは、たくさんあるわけです。今本当にきちんと、今、本市における介護保険費用においても増大傾向にあることは、多くの皆さんも市民の皆さんも周知しているわけです。これからのこの介護予防、医療費抑制に大変重要なものだと思っておりますが、これをしっかりと実施していくという御決意がございますか。福祉部長の意見をお願いします。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 先ほど答弁した介護予防事業でも筋力トレーニングを実施すると。それとまた先ほど議員が述べました要支援者新予防給付でもこの事業を実施しますので、これからも充実できるように実施したいと思います。 ◆16番(新垣安彦君) ぜひ、大変重要なそして健康で、要するにお年寄りを見ていくというのは、ほんとに重要なものだと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします。 それとエの広報紙の活用について、市のホームページは平成13年1月からスタートとしていると。と同時に39万件のアクセスがあると。これ大変な情報公開というか、広告媒体なんですよね。各自治体では先進地の自治体、特に横浜市はこのホームページに企業の広告、それから市の発行する領収書、もろもろで1,000万円の収入を上げていると。これもこちらにいろんな形で紹介をされています。これは検討ではないんです。特に企画開発部ではこれは早急にこれを検討して、どのようにしたら実施できるかということまでお考えになりませんか。御答弁をお願いいたします。 ◎総務部長(金城義朗君) 企画開発部という御質問でしたが、現在総務課の方で担当しておりますので、総務部長の方で答弁していきたいと思います。 アクセス件数、先ほど39万件ということで市長が答弁いたしました。これは年度ごとにふえております。まず、先ほど13年度からという話がございましたが、実質平成12年度からであります。平成12年度が6,700件、それから13年度が3万4,000件、それから14年度が4万9,300件。そして15年度が7万4,300件。16年度が10万2,900件。そして17年度これは途中でありますが、本日の午前中までの件数で12万4,255件となっておりまして、トータルで39万件ということであります。確かに広告媒体として、全国各地で歳入の手法として採用されておりまして、県内では那覇市、沖縄市がいわゆるバナー広告を採用しておりまして、大体月あたり1社1万円ということで、那覇市の場合ですと4社、バナー広告契約を結んでいるようであります。今後市の方もこれだけの39万件に及ぶアクセスがございますので、広告媒体としてかなりいい媒体であるということを考えております。検討させていただきたいと思います。 ◆16番(新垣安彦君) また本員は、ただホームページだけの広告媒体、バナー広告のみではなく、市が持っている広告媒体というのは、いろんなところにあります。水道料金の領収書の裏側、いろんなところで市が出しているもの。特に広報紙の一面、これも利用できるわけです。実際にやっているところもあるわけです。その辺も含めた御検討ができるか。お答え願います。 ◎総務部長(金城義朗君) 再質問にお答えいたします。 広報紙もやはり全国各地で広告媒体として利用されております。ちなみに糸満市はまだ採用しておりませんが、今、広報の印刷の単価等を調べますと、1ページ当たり、21.2円等かかっておりますが、広報を媒体として活用する場合は、かなりの広告収入も見込まれます。そして今現在行っているものといたしましては、これ平成15年1月から行っていますが、市民課の封筒、これ1年間で2万8,000枚印刷しておりますが、ここに広告を載せてそのいわゆる印刷製本費の経費を節減しております。これが約30万円程度であります。 ◆16番(新垣安彦君) このようにですね、今行政の中で使われる主ないろんな形の広告に使われる材料はたくさんあるんですよ、広告媒体は。ましてや経常経費削減に大きく寄与するんです。広報紙においても、すべての印刷代金をそこの広告料でまかなうとか。今先ほど、総務部長がおっしゃったように、市民課の封筒もそうですね、広告入れてそれはみんな向こうで発注させることによって、経費の軽減になると。これを一つ一つ市当局が全課が一斉にこれをとり行うことによって、どれだけの経費削減ができるか。これも真摯にしっかりとやっていただく。部長、その決意で御答弁もらえますか。 ◎総務部長(金城義朗君) 再質問にお答えいたします。 今、行革の推進をしているわけなんですが、この行革に専門部会等がございます。使用料の適正化委員会でありますとか、各歳入に関する部会等もございますので、議員御提言の点につきましては、積極的に前向きに検討させていただきたいと思います。 ◆16番(新垣安彦君) ぜひそのように取り組んでいただきたいと思っております。 次に、糸満フィッシャリーナ、それからふれあいビーチについて、質問をさせていただきますが。先ほど企画開発部長の方から、ふれあい公園運営協議会、そしてその会長は助役であるということを述べられておりましたが、これは変わりはないわけですね。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 この名称については、いろいろありますけれども、今のところそのように変わりはございません。 ◆16番(新垣安彦君) そしてもう一つ、お伺いをいたします。この運営協議会の組織、メンバーは、助役、総務部長、企画開発部長、経済観光部長、その他関係職員という、この組織構成は今後も変わることはなく、運営協議会は進められていくという認識でよろしいでしょうか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 あくまでもこれは案の段階でありますので、まだ変わるかもしれないです。今のところはそれを検討しているという状況でございます。 ◆16番(新垣安彦君) なぜ私がそれをお伺いをしたかといいますと。この会長職に、私のところに入った情報で、収入役が入るのではないかということが言われているのです。そして我々がこの大変大きなプロジェクト、ふれあいビーチの条例を制定する際に、市当局から出された公園運営協議会要領案ではありますが、そのときの組織は、さっき私が述べたとおりであります。今、企画開発部長からは、変更もあり得るということですが、私どもとして委員会として審査した経緯の中では、会長は助役として審査しています。今後もし変わるようなことであるならば、委員会でもう一度質疑をさせていただきたい。これについて、市長どうお考えになりますか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時19分)(再開宣告午後3時20分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市長(西平賀雄君) 新垣議員の再質問にお答えいたします。 糸満フィッシャリーナのこの協議会の件での構成メンバーの件について、聞かれているわけなんですけれども、最初の答弁の中で助役、ほか関係部長ということで答弁をしております。それから関係部長の方からは、今後これが変わるかも知れないということを答弁をしておりますけれども、委員構成については、十分吟味した上でこれを決めていただきたいというふうに私は考えておりますので、議員がおっしゃるように、委員会でこれを審査する必要があるというのであれば、どうぞやっていただきたいというふうに思っております。 ◆16番(新垣安彦君) どうもありがとうございます。 それと、また市長に対して質問をさせていただきたいと思うのですが、このふれあい公園条例の可決に至るまでに多くの問題点が提起をされ、委員会の中でも大変議論になりました。そしてそれをしっかりとふれあい公園条例、それから施設が糸満市の経済に大変寄与するという部分で、委員会の中でも附帯決議をし、また議員全会一致でこの条例を附帯決議を持って、議決をされた経緯があるのは、市長も当然御存じのとおりです。この議決について、市長は当然目を通されておりますが、これをしっかりと遵守する意思があるか、御答弁をいただけますか。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 委員会の方でも申し上げたところですけれども、附帯決議がなされて、これは通っておりますので、私は十分この辺は踏まえてやっていきたいというふうに考えています。 ◆16番(新垣安彦君) 続きまして、件名2、教育行政について。お伺いをさせていただきます。糸満中学校校舎に向けては教育長から、ほんとにありがたい御答弁をいただきました。1点確認をさせていただきたいんですが、糸満小学校においては前倒しをして実行された経緯がございますが、糸満中学校においても、その考えはないか。答弁をお願いできませんか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えします。 これは財政状況にもよりますので、今のところは考えておりません。 ◆16番(新垣安彦君) 大変財政状況が厳しいということですけれども、これをやっていかなければ、この平成23年度までに校舎改築というのは、このタイムスケジュールが実施できるかどうか、大変疑問であるから今、お伺いをしたんですが。これは平成23年までに各校舎建築、それから体育館の建築については、実行できるという確信は持っておられますか。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えします。 教育委員会としては、そういうことで平成23年度、高率補助のある間にやっていきたいということで、財政当局にも説明をいたして、教育委員会でこういう形でぜひやっていきたいので、ということで説明をしてありますので、教育委員会としても、それに向けて精いっぱい努力していきたいと考えております。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時24分)(再開宣告午後3時24分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆16番(新垣安彦君) それでは確認をいたします。各小学校の体育館の建設に係る各校の費用、年度別に。また校舎改築に向けての年度別の校舎の予算について、御答弁をお願いできますか。そしてその予算に応じた実行が可能であるかを御答弁をお願いいたします。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時25分)(再開宣告午後3時26分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎教育長(大城勇君) 再質問にお答えします。 兼城小学校屋内運動場ですが、これは平成18年実施設計ということで1,477万円。それから平成19年度に工事ということで4億3,000万円ということであります。それから糸満南小学校の校舎については、平成19年度に耐力度調査260万円、それから平成20年度に設計ということで4,000万円、それから平成21年度に工事ということで7億4,000万円。それから平成22年度に工事ということで7億4,000万円。 それから糸満小学校屋内運動場については、平成20年度に設計ということで1,200万円。それから平成21年度に工事ということで3億7,000万円。 それから喜屋武小学校屋内運動場については、今年耐力度調査ということで100万円。それから平成20年度に設計ということで、1,100万円。それから平成21年度に工事で3億円。 それから米須小学校屋内運動場については、平成18年度に耐力度調査100万円。それから平成20年度に設計で1,100万円。工事で3億円。 それから真壁小学校校舎改築事業につきましては、平成18年度に耐力度調査600万円。それから平成21年度に設計で4,400万円。平成22年度工事で5億7,000万円。平成23年度工事で5億7,000万円。 それから真壁小学校屋内運動場、平成18年度耐力度調査100万円。平成21年度設計で1,100万円。平成22年度工事で3億1,000万円。 それから中学校ですが、糸満中学校校舎改築事業が平成18年度に耐力度調査と設計で4,400万円。平成19年度に工事で9億2,000万円。平成20年度に工事が9億2,000万円ですね。 三和中学校屋内運動場、平成18年度耐力度調査として100万円。平成20年度設計で1,000万円。平成21年で工事で3億円。 それから糸満中学校屋内運動場、平成18年度に耐力度調査100万円。それから平成21年度設計で1,200万円。平成22年度で工事で3億7,000万円。 それから高嶺中学校屋内運動場改築事業、平成18年度耐力度調査で100万円。平成22年度で設計で1,100万円。平成23年度3億円ということになっていますが、これはあくまでも概算でありまして、実際は変動がありますので、この辺は御理解をいただきたいと思います。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時29分)(再開宣告午後3時30分)
    ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆16番(新垣安彦君) 今回、教育委員会の皆さん方の御努力で、これだけの小学校の体育館の耐力度調査等を今回出ております。これが本当に実現できるように。ほんとに教育委員会の皆さんの御努力にかかってまいります。 そして市長にお伺いします。今、教育委員会がこの平成23年度に向けてのプランニングを立てております。スケジュールを立てております。これについて、これが実行できるように、市長の決意をお伺いさせていただきたいと思います。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 今先、教育長の方からこれから予想される事業について、説明がありましたけれども、平成23年度までの高率補助がある間に、できるだけ多くのものができるようにやっていきたいというふうに考えております。 ◆16番(新垣安彦君) はい、それではぜひ教育委員会の皆さん、そして今回校区関係のものでも予算が入って、検討委員会が持たれています。糸満南小学校の件についても、質問が出されて、校区の関係についても説明する。この中からいくと大変ちょっと疑問なところもありますけれども、しっかりこれを実行してください。ぜひお願いをいたします。 次に、件名3、都市計画行政について。もう時間がございませんけれども、しっかりと質問させていただきます。そうしますと、これは平成元年の事業基本策定において、宅地利用計画が不ぐあいだから除外したというふうに、先ほど建設部長述べられておりますが、間違いございませんか。 ◎建設部長(上原利夫君) 再質問にお答えをいたします。 平成元年には基本計画策定をやらなければいけないというようなことで、地区内にここを入れるべきなのかというようなことが大事でございまして、その時点では地区内に入れるか入れないかを決定しないといけないというようなことで、当時は1518番地につきましては、隣接する道路もございまして、この増進が見込めないと。要するに減歩とか、こういったものもございますし、また隣接道路もあるというようなことで、この1518番地につきましては、増進が見込めないということで、地区外になったというようなことでございます。 ◆16番(新垣安彦君) そうしますと、平成元年当時にはそのような策定がなされたというのであれば、当然この地域の皆さんには、その以前にそのような説明がなされていて、おかしくないわけです。現に今工事が進んで途中で用買がとまっていますよね、いかがですか。用買がとまっていますよね。土地の整理の承諾を得ていますかということです。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時34分)(再開宣告午後3時34分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆16番(新垣安彦君) この平成元年にはそれが策定されているわけですので、それ以前にここが入らないということは、その地権者の皆さん、地域に住んでいる方々には当然説明がなされていますが、いつそれをされていますか。 ◎建設部長(上原利夫君) この区画整理事業は、昭和52年から一応この事業の話が持ち上がりまして、昭和54年度に基本構想、A調査が入っております。それから昭和57年にガタ原と親田原地区の説明会を持っております。昭和57年に。その中で昭和55年には、この1518番地も地区内に入っておりました。昭和55年当時はですね。それが平成元年に基本計画をつくる段階では地区外になってしまったというような状況でございます。説明会はそれぞれには持ってあります。 ◆16番(新垣安彦君) そうしますと、この同地域は昭和55年当時には地区内に入っていたと。工事の中には入っていたと。しかし突然平成元年にこれが基本計画の中から除外された。その理由が先ほどの説明ですか。宅地利用状況が合わないということ。減歩が合わないということで、これは解除されたんですか。 ◎建設部長(上原利夫君) お答えいたします。 当時のこういった議事録等はっきりしたものはございません。ただこの地区内に入れた当時からしますと、どうしても線形からしましても、地区内に入れるのが当然だろうというようなことで計画はしているんですね、計画は。昭和55年当時はですよ。それでなぜ地区外になってしまったかというと。これはちゃんとした資料はございませんので、私どももなかなか答えにくいものがあるんですが、これは本人の同意とか、こういったものがしっかりと得られるかどうかというものが、まだはっきりしないものですから、ちゃんとしたお答えはできませんが、恐らくこの計画からしますと、地区内に入れるべきものが何かの理由によって入れられなかったというようなことで考えおりますけれども。 ◆16番(新垣安彦君) 建設部長、もしお答えになれなければ結構ですが、当時の市長、それから当時の建設部長、それからその当時の審議委員の皆さん方の構成メンバーは資料として持っておりますか。発言できますか、御答弁をお願いします。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時38分)(再開宣告午後3時38分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。(休憩宣告午後3時38分)(再開宣告午後4時08分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎建設部長(上原利夫君) 再質問にお答えをいたします。 平成元年当時の市長は上原宜成さん。議長がですね、平成元年の12月2日までは新垣梅三さんでございます。その後稲嶺盛忠さんが議長に就任されたということでございます。それから建設部長でございますけれども、建設部長は事務方でございますので、ちょっと公表は遠慮させていただきたいと思います。 ◆16番(新垣安彦君) それで今回のものについて、地域の皆さんに対してこれまでに聞き取り調査をしたことがございますか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時09分)(再開宣告午後4時10分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎建設部長(上原利夫君) お答えいたします。 陳情の提出があって以降は聞き取り調査を行っておりません。 ◆16番(新垣安彦君) 今、手元にその陳情に対する要請の回答書が出ておりますが、当局の方は交通の安全性関係において、これは問題ないということで言っていますが、地域の方々は大変不安に思っている。こんないびつな状態の路面がほんとに存在していいかどうか。ということを今言っているんですよ。これについて地域の声を聞いていないというのは、どういう理由で聞いてないんですか。 ◎建設部長(上原利夫君) お答えいたします。 この区画道路につきましては、特にこういった曲がっていても、この道路構造令等で特に問題はないと。逆に曲がった道路をつくった方がいいですというような、逆にこういった指導もあるわけでございます。と言いますのは、逆に真っすぐの道路をつくりますと、かえってスピードを出して、ここは歩行者と車両も同時通行でございますので、かえって危ないというふうなことから、曲がった道路とか、できれば道にスピードが出ないように凹凸を設けなさいというようなことまで、こういった指導もあるわけでございます。ここは区画道路ということで、こういうような道路の構造で十分でございますよということでございます。 ◆9番(徳元敏之君) こんにちは。市長始め執行部の皆さんのスピーディーかつ明確な答弁を求めたいと思います。それでは通告書に従いまして質問をいたします。 件名1、高齢者の健康づくりについて。小項目1、少子高齢化に伴ってますます高齢者に対する健康づくりと生きがい活動等の事業は重要になってくるが、近年老人医療費は毎年増加している状況である。そこで地域と行政が協働で医療費の抑制と自立生活を助長するためにも、予防事業に重点をおいて、高齢者の皆様が健康で明るく生活できる環境づくりを推進すべきだと思うが、市当局の取り組みについてお伺いします。 小項目2、市内の公民館を活用した健康づくりについて。現在、24カ所の自治会で実施している地域デイサービスの事業メニューの中で、高齢者向けの筋力トレーニングを実施し、寝たきりを予防する事業を推進すべきだと思うが、市当局の見解をお伺いします。同時に地域デイサービス事業を実施していない自治会でも、高齢者向けの筋力トレーニングを実施する考えはあるのか、お伺いします。 小項目3、医療費の抑制について。市当局の具体的な取り組みについてお伺いします。最も力を入れるべき事業として、各種予防事業が重要であるが、それに対する市当局の取り組みについて、お伺いします。 小項目4、地域包括支援センターについて。介護予防事業を推進するために、専門職を配置した地域包括支援センターを設置する予定であるが、場所はどこを予定しているのか、お伺いします。また、1カ所ではなく、農村地域にも設置し、より多くの市民が活用できるように本員は強く要望するものであるが、市当局の見解をお伺いします。 件名2、ホテル誘致について。小項目1、マリノベーション構想から約18年、事業着手から14年の歳月を経て、いよいよ本年平成18年4月からふれあいビーチ並びにフィッシャリーナが供用開始されますが、ホテル誘致については、本市の観光振興を図るためにも、また滞在型観光を目指すためにも、大型ホテルを誘致しなければなりません。さらにはプロ野球を誘致する場合においても、マスコミ関係者や選手、その他の関係者が宿泊する施設がなければ、経済的な波及効果は望めないものだと本員は思うものであります。何よりも市民の雇用の場を創出するためにも、ぜひとも大型ホテルを誘致すべきだと思いますが、市当局の現在のホテル誘致に向けての進捗状況をお伺いします。またホテル用地について、現在購入を希望している企業は、県内、県外、外資関係企業を含め何社ぐらいあるのか。具体的にお伺いします。 件名3、アシカーガー周辺の環境整備について。小項目1、水質調査の実施について。アシカーガーについての排水は、大雨時に沈砂池からあふれた水が排水路を通って米須海岸へ流れている状況であるが、いかなる場合においてもその水が汚染されてはならないため、確実に水質調査は実施されるべきであり、汚染が認められた場合においての市当局の対策はどうなっているのか、お伺いします。 小項目2、アシカーガー周辺の養鶏場の悪臭対策について。その養鶏場については、本員は平成14年9月の一般質問でも取り上げているのですが、保管されている鶏ふんが原因で周辺住民に多大な迷惑を及ぼしている状況であり、一向に改善されていないようなので、規制地域に指定し、改善勧告及び改善命令できるよう、県知事に要請をしてもらいたいが、市長の答弁を求めます。また、糸満市公害防止条例がその事業者に対しては適用されるものだと、本員は思うのですが、市長の答弁を求めます。 件名4、県道7号線の整備について。小項目1、新垣十字路以南の整備状況について。県道7号線の新垣十字路以南の道路については、児童生徒の通学路でもあり、付近住民が利用している主要道路であるため、早期の整備が望まれているが、遅々として進んでいない状況であります。事業の予定はどうなっているのか。進捗状況をお伺いします。 以上で、演壇での質問を終わります。あとは自席で質問いたします。 ◎市長(西平賀雄君) 徳元敏之議員の一般質問にお答えいたします。 件名2、ホテル誘致について。小項目1点目の進捗状況についてお答えいたします。ホテル誘致については、議員御指摘のとおり、市においても最も重要であると認識をいたしておます。そのため滞在型観光への拠点づくりによる活性化を図る目的に、西崎町のふれあい漁港漁村地区内に大型ホテルの誘致活動を行っております。今現在、公募に向けて事務作業を進めているところでございます。 次に、小項目2点目のホテル用地を購入希望している企業は、現在何社あるかについて、お答えをいたします。これまでに、外資系事業者が4件、県内事業者が2件、県外事業者が3件の問い合わせや現地視察等がございました。またそのほかに電話による問い合わせ等も数件入っております。残りの件につきましては、助役、各担当部長の方から答弁をさせていただきます。 ◎助役(大城弘明君) 徳元敏之議員の御質問、件名1、高齢者の健康づくりについて。小項目1、当局の取り組みについてお答えをいたします。 本件につきましては、地域と行政が協働で医療費の抑制とお年寄りの自立を助長するための予防事業の取り組みについての御質問だと認識をしておりますが、現在実施している地域デイサービス事業の拡充を図り、さらに願寿館を活用しての高齢者運動指導事業を継続実施するとともに、新たに認知症予防教室の開催、栄養改善、口腔機能向上のための、健康教育等の実施のほか、うつ対策、閉じこもり予防教室の開催などに取り組んでまいりたいと思っております。 ◎福祉部長(上原善治君) 徳元敏之議員の件名1、高齢者の健康づくりについて。小項目2から4まで順次お答えいたします。 小項目2、市内の公民館を活用した健康づくりにつきましては、地域デイサービス事業のメニューの中に筋力トレーニングを入れるべきだとの御提案だと思いますが、地域からの要望があれば、運営主体である糸満市社協と協議の上、実施できるように検討したいと考えております。また、地域デイサービス事業を実施していない自治会でも、高齢者向けの筋力トレーニングを実施する考えはないかにつきましては、地域デイサービス事業は、地域からの申し込みにより実施しておりますが、実施していない地域については、実施できるように積極的に働きかけてまいりたいと考えております。 小項目3、医療費の抑制についての取り組みにつきましては、これまで実施してきたレセプト点検の強化や重複、多受診者を把握し、看護師等による訪問指導を実施するほか、基本健康診査など、第1次予防である老人保健事業の向上が有効であると考えられます。今後、受診率の向上と健診結果の有所見者に対する保健指導。要精査者に対する早期治療を促す等の取り組みを強化してまいりたいと思っております。 次に、小項目4、地域包括支援センターの設置場所につきましては、福祉部介護長寿課内を予定しております。また農村地域への設置につきましては、現在のところ考えておりません。 ◎経済観光部長(山城茂範君) 徳元敏之議員の御質問、件名3、アシカーガー周辺の環境整備について。小項目1、水質調査の実施についてお答えいたします。 地下ダムに係る水質や排水の管理については、留意する必要があります。汚染物質が流入した場合、その除去は難しい状況になることや、排水路の流末は海岸に出ており、海岸汚染の原因にもなります。現在、山城アシカーの水質を適正に管理するため、水質モニタリングでの調査方法、調査内容を定め、毎月の定期検査を実施し、汚染対策に努めているところであります。モニタリングを実施していく中で、不測の事態により、山城アシカーの水が海に悪影響を及ぼす水質と判断した場合、関係機関と連携しながら、汚染原因を調査し、直ちに適切な行政指導及び必要な対策を講じてまいります。 ◎市民部長(城島栄君) 徳元敏之議員の御質問、件名3、アシカーガーの環境整備について。小項目2、養鶏場の悪臭対策について、お答えをいたします。 規制区域に指定し、改善勧告及び改善命令できるように県知事に要請してもらいたいとの御指摘でございますが、悪臭防止法第3条の規定に基づき、県知事は事業活動に伴って発生する悪臭原因物質の排出を規制する地域を指定することになっています。沖縄県では平成17年度に規制区域の見直しを行うため、市町村の意向調査を実施しております。現在、本市における悪臭規制区域は、市街化区域に限られていますので、市街化区域以外にある事業所から発生する悪臭を規制するために、市内全域を悪臭規制地域に指定するよう要望したところでございます。 次に、糸満市公害防止条例が適用されるのではないかとのことでございますが、この鶏舎に隣接する堆肥乾燥施設は、糸満市公害防止条例に規定する悪臭に係る特定施設に該当し、養鶏場の事業所は悪臭の発生を防止するために、必要な措置を講じることが義務づけられております。 ◎建設部長(上原利夫君) 徳元敏之議員の御質問、件名1、県道7号線の整備について。小項目1、新垣十字路以南の整備状況についてお答えいたします。 本件について、県の南部土木事務所に問い合わせいたしましたところ、字真壁の旧県道54号線までは道路法線を決定をし、今年度で実施設計は完了したとのことでありますが、真壁以南につきましては、現在予備設計中とのことであります。また、事業の実施につきましては、平成18年度から用地取得等に着手をし、ある程度まとまった用地買収が進捗した段階で、工事にも着手していくとのことであります。 ◆9番(徳元敏之君) 福祉部長にお伺いします。 この国保税なんですけれども、市町村民所得に対する糸満市の国保税のこの税は、県内で何番目ですか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時28分)(再開宣告午後4時29分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆9番(徳元敏之君) 答弁は後でお伺いします。ではこの療養費は毎年上がっていっていると思うんですけれども、市民1人当たりの療養費は、県内で何番目ですか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時29分)(再開宣告午後4時32分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆9番(徳元敏之君) アシカーガーの水質調査の件についてお伺いします。 現在、モニタリングをしていると言っているんですけれども、これはアシカーガーから山城排水路を通って、米須の海に流しているんですけれども、現在何回ぐらい、モニタリングやったんですか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時32分)(再開宣告午後4時33分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎経済観光部長(山城茂範君) モニタリング調査の回数を聞かれておりますけれども、平成16年の4月から毎月実施しております。 ◆9番(徳元敏之君) 毎月やっているようですね。この排水というのは、大雨降ったあとにオーバーフローした水が流れているんですよね、海には。ですからこの水質調査というのは、この池自体をほんとに毎月やってもらいたいと思いますが、その辺についてはどのようにモニタリングしているんですか。全部池の水をとってモニタリングしているんですか。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 調査の方法ですけれども、アシカーガーからの池もそうですけれども、排水路の途中も何カ所かポイントをおいて、毎月調査をしているということです。 ◆9番(徳元敏之君) 本当ですね。これはアシカーガーからですね、大雨のたびに、このアシカーガーが冠水するということで、山城部落から米須にどうにかこの水を海岸に流させてくれという要望があって、米須はほんとに泣く泣くこれを許可した経緯がありまして、この水がいかなることがあっても汚染されてはいけないんですよ。ぜひですね、部長その辺のところは本当に徹底的にやってくださるようにお願いします。どうですか、徹底的にやりますか。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 この調査の目的は、農薬とかそういうものも含めた調査になっておりますので、人体にも影響も与えることですし、ですから毎月きっちりモニタリングをしながら、異常があれば、その対策をとっていきたいというふうに考えております。 ◆9番(徳元敏之君) 市長に伺います。そのアシカーガーの排水の末端の排水路のところは、市長は見たことがありますか。 ◎市長(西平賀雄君) 徳元議員の再質問にお答えいたします。 現場の方は見ております。 ◆9番(徳元敏之君) 市長は現場を見ているということなんですが、そこから流れてくる排水路の先には、大変地域の皆さんがほんとに釣りも相当好んでやっているんですよ。サーファーもたまにいるんですけれども、そういう環境が大変いいところですので、ぜひこの水が汚染されないように、市長としても強く関係部署には徹底的に調査するように、要望するようにお願いできませんか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 現場を見たときに、やはり釣りをやっている方もいらっしゃいますし、水鳥も泳いでいる状況でしたので、非常にこの場所が汚染されないように、十分気をつけてきたいというふうに考えております。 ◆9番(徳元敏之君) 市長は十分やっていくというふうにあるんですけれども、これは部署はどことどこでしょうか。関係部署というのは。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 部署については、担当部長の方から答弁させていただきます。 ◎経済観光部長(山城茂範君) お答えいたします。 このアシカーガーの水質問題につきましては、役所の担当窓口というよりも、地下ダムとの話し合い、それから米須の村づくり委員会等との話し合いのもとで、地下ダムの管理の中できっちりやっていくという話し合いになっておりますので、今現実問題は南部土地改良区の方で毎月調査をしております。 ◆9番(徳元敏之君) 地下ダム関係者ともいろいろ話し合った経緯がありまして、ぜひこの水質が汚染されないように、ほんとに徹底的に調査をやってもらいたいと思います。よろしくお願いします。 次に、そこの赤嶺養鶏場の件なんですけれども、そこはほんとに平成…。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時40分)(再開宣告午後4時40分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆9番(徳元敏之君) この養鶏場については、平成14年9月の台風の後にもこの鶏ふんから黒い、コールタールみたいな水が流れて、大変臭くて、大変な状況だったんですよ。現在は野積みができないということで、その状況はないんですけれども、今の状況はどのようになっているか。部長の方としては把握していますでしょうか。 ◎市民部長(城島栄君) 徳元敏之議員の再質問ですけれども、この養鶏場の鶏ふんを保管というんですか、されている場所をどのように思うかということですけれども、当時は野積みだったようでありますけれども、現在は屋根つきできれいに管理されているというふうに理解しております。 ◆9番(徳元敏之君) 現在は確かに屋根つきで管理はされているんですけれども、下の方が空いていまして、そこから大変なにおいが出ているんですよ。そこに行って、まず昼でも夜でもいいですよ。そこにまず部長が行って、何分我慢できるか、まず自分で行ってみて、どのように考えますか。それぐらい強烈なにおいなんですよ。 ◎市民部長(城島栄君) お答えいたします。 私もこの施設はこの間、見に行きましたけれども。やはり風下の方にいると、かなり強い悪臭を感じておりました。 ◆9番(徳元敏之君) この周辺には今どのような施設がありますか、部長。その周辺には。 ◎市民部長(城島栄君) この周辺にはどのような施設がありますかということですけれども、近くには民家もありますけれども、観光施設でありますひめゆりの塔周辺のおみやげ品店等とかがあるところでこざいます。 ◆9番(徳元敏之君) そのような施設もあるんですけれども、一番近くにあるのはハウスなんです。ハウスの方がそこでほんとに夏場になったら40度ぐらいになる中で、この悪臭のおかげでほんとに仕事ができないと。そのような状況であります。ですから先ほど部長が答弁した悪臭防止法に指定をするためには、市内全域を規制するために要望やっているというんですが、これはいつごろ行ったんですか。 ◎市民部長(城島栄君) この規制の見直しの件ですけれども、要望したのは、去年の12月26日でございます。 ◆9番(徳元敏之君) この悪臭防止法はまず市町村長の意見を聴取するというふうになっているんですよね。それでそのために、市長においてそのように意見を述べ、地域指定をするんですけれども、そのときは市長、もちろん行かれたと思うんですけれども、市長そのときに行かれましたか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 私は行っておりません。 ◆9番(徳元敏之君) 事務局で全部準備していかれたということですよね、部長。 ◎市民部長(城島栄君) お答えいたします。 私、先ほど見直しについては要請に行きましたというふうなことで言っているのであれば、訂正をさせていただきたいと思いますけれども、要請をしていますけれども、文書による回答でございます。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時46分)(再開宣告午後4時46分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部長(城島栄君) この悪臭防止法による指定の変更については、県から文書による照会がございました。この照会を受けまして、糸満市が全域にやりましょうということで、その文書に対する回答をしたということでございます。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時47分)(再開宣告午後4時48分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部長(城島栄君) この指定の変更といいますか。私最初の答弁の中では県に要望したというふうなことでありますけれども、文書がきて、指定を全域にやってくれというこの文書の照会がありましたけれども、この文書に対して全部やってくれという回答をしたということなんです。県に対して糸満市は全域指定してくださいねという変更の文書というんですか、文書で回答したということなんです。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時49分)(再開宣告午後4時53分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆9番(徳元敏之君) この件ですね、ほんとに今、市はですね、積極的にやっていないということが今本当にわかりました。これは県から見直しの時期だったからたまたまそれに対しての規制区域を変更をしてくださいということでやったのであって、市長みずからそれに対してやろうという姿勢は全然ない。悪臭防止法というのは、市長がその地域を必要であれば、要請すれば、県知事はその話を聞いて規制することができるんですよ。それについては市長は全然動いていないんじゃないですか、どうですか市長。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 この場所の悪臭については、ずっと以前からあったようでございますけれども、私はせんだってここ現場を見まして、非常に悪臭の強い場所だなというのを感じた次第であります。確かに議員がおっしゃるように、私は現場に行ったというのは、これが初めてでしたので、その時点では初めて、この悪臭がひどいというのはわかりまして、その前にこれに対して積極的に県に対して働きかけてはおりませんけれども、そういう事実がわかった以上は、やはりそうすべきだということは思っております。 ◆9番(徳元敏之君) 市長になってからということなんですけれども、せんだってという時期は、いつごろ行ったんでしょうか。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 通告が出て後ですね。やはり現場を見る必要があるということで行きましたので、大体2週間ぐらい前だというふうに思います。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとに通告がなければ、そういうところも行かないということで。アシカーガーの件に関しては、悪臭以外でもいろんな問題があったということは、市長は認識していましたか、この流れる水とかいろいろ。悪臭以外でも認識ありましたか。いろんな冠水問題とか。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 アシカーガーについては、ずっと以前にかなり前のことなんですけれども、大雨で一帯がかなり冠水したということはわかっておりまして、そのときに見たことはございます。 ◆9番(徳元敏之君) ということは、市長は前からこの周辺のことはわかっているということですので、この件に関しては規制地域として、今糸満市は市街化区域と市街化調整区域しかないんですけれども、市内全域ほんとにできるんですか、規制。 ◎市民部長(城島栄君) この指定区域を市内全域にできるかということでありますけれども、この指定の許可について県の方がやりますけれども、糸満市としてはぜひこの市街化調整区域の方も実際に豚舎とか鶏舎からの悪臭が出ているのは市街化調整区域に多いものですから、これからのこの悪臭に対する行政をやる上でも、ぜひやってもらいたいというふうに思っております。 ◆9番(徳元敏之君) この件に関しては、部長がぜひやりたいということなんですけれども、市長としてはどのように考えておるんでしょうか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 非常に悪臭がきついことは存じ上げておりますので、先ほど部長から答弁がありましたとおり、周辺には観光地もあります。民家もあります。そういうことからしますと、やはり改善が必要だというふうに考えております。 ◆9番(徳元敏之君) 部長に聞きます。これは指定区域にされた後、どういう改善勧告及び改善命令ができるんでしょうか。 ◎市民部長(城島栄君) 規制区域に指定されますと、どういう改善命令ができるかということでありますけれども、これ今の糸満市の条例におきましては、事業者の責務というのがありますけれども、非常に軽いようなものでありまして、この悪臭防止法によりますと、規制基準の遵守義務が事業者に課されるわけでありまして、これが守れなければ改善勧告及び改善命令、それに従わなければ罰則規定があるということでございます。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとにですが、これは糸満市の条例はそんなにきつく、強くは出れないんですよ。しかしこの規制区域に指定して、悪臭防止法であれば、いろんな改善勧告もできるし、さらにはその事業場に対して国からの補助事業で、悪臭を防止するための必要な施設の設置または改善につき、資金のあっせん、技術的な助言、その他の援助に努めるものとするということになっておりますので、ぜひですね、市長。そこら辺についてはほんとに規制をしてもらいたいと思うんですが、市長はどのように考えていますか。 ◎市長(西平賀雄君) 再質問にお答えいたします。 先ほどから申し上げておりますように、非常に周辺に影響を与えておりますので、それが改善されるように取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◆9番(徳元敏之君) ぜひですね、これをほんとに指定区域にして取り組んでもらいたいと思います。 次に移りたいと思います。さっきの国保はもう大丈夫ですか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時01分)(再開宣告午後5時01分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部長(城島栄君) 先ほど再質問がございました国保税の糸満市の税が県内で何番目かと。市町村では何番目かということでございますけれども、調定額からしますと、18番目になります。高い方からよんでですね。医療費の1人当たりの費用につきましては、16位ということになっております。 ◆9番(徳元敏之君) 市においては、那覇の次に多いようですね。そのようにほんとに医療費が年々増加している状況の中では、ほんとに予防事業が大切になってくるんですけど、部長は大腰筋運動という運動を知ってますでしょうか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時03分)(再開宣告午後5時03分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部長(城島栄君) 大腰筋運動というものは、どういうものかということでございますけれども、はっきりは知りません。 ◆9番(徳元敏之君) この大腰筋運動というのは、茨城県の大洋村と筑波大学が共同で取り組んだ健康運動の中で、つまり太ももと背骨をつなぐ筋肉のことなんですけれども、これを鍛えることによって、寝たきりを防止するという効果が出ているんです。3年以上続けた場合に、医療費は運動しなかった人の約半分。ですからこの運動を取り入れて、デイサービスでもいいですから、これをやってもらいたいと思うんですけれども、その辺のところは筋力トレーニングの中で取り入れる考えはないのかどうか。お答え願います。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時04分)(再開宣告午後5時05分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 地域デイサービスで大腰筋ですね。その運動。筋力トレーニングだと思うんですけど、取り入れられませんかという話ですよね。これ先ほど答弁したように、地域デイサービス事業は、地域の要望ですか。そういったものがあって、実施、運営主体である社協そことの協議によってやれば、実際こういった事業も取り入れることは可能ではあるとは思っております。
    ◆9番(徳元敏之君) 部長はじゃあこの大腰筋運動ということは理解しているんですよね。そうですよね。この社協の方と調整をして要望があればできると言っているんですけれども、部長はこの大腰筋運動についての効果とか、内容は知っているんですよね。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時06分)(再開宣告午後5時06分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 大腰筋運動を知っていますかという御質問ですよね。ここの内またというんですか、その辺の運動をするということで、そういうことぐらいは知っております。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、基礎的なことはわかっているようで、よろしいんですけど。これは別に器具を使わなくてもできる運動ですので、ぜひデイサービスのところでもやってもらって、医療費抑制に活用してもらいたいと思います。 部長にもう一度聞きます。3月14日に糸満市国保事業運営協議会からの答申があったと思うんですけれども、そのときの意見の中で、糸満市内での健康モデル地区等の選定を行い、保健事業の充実強化に取り組んでいただきたいとありますが、その辺のところをまた内部で調整したり、やるように取り組んでいることはありますか。この事業これからやる予定はありますか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時08分)(再開宣告午後5時09分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎市民部長(城島栄君) 今度の答申の件につきましては、その答申の中にモデル地区を設けるということがありますけれども、これ今回、提言を受けているわけでありまして、これからモデル地区をつくっていくかどうかについては、検討していきたいというふうに思っております。 ◆9番(徳元敏之君) この予防事業は、福祉部にまたがったり、市民部にまたがったりしているんですけれども、ほんとに両方で一緒になって取り組んでいくべきだと思うんですけれども、健康いとまん21の基本理念があるんですけれども、それは市長御存じですよね。その中で一番重要なことは、情報や知識を提供することだと思いますが、その辺のところは市長としてどのように市民の皆様に提供しておられますか。 ◎市長(西平賀雄君) 市民への情報の提供ですので、担当部長の方から答弁させます。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時10分)(再開宣告午後5時11分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎助役(大城弘明君) その概要の答弁になると思いますけれども、4月以降、法改正がございまして、介護長寿課の中に包括支援センターというのが出てまいります。その中で今、保健予防課が持っている事業が、老人についてのランクづけであるとか、いろいろ出てまいりますので、この中で健康いとまん21についても、十分この趣旨が反映できるように、健康の問題と医療の問題、保健の問題を介護長寿課の中で、それぞれの専門の職員をつけまして、健康対策をそして医療費の高騰を防ぐような事業を展開していきたいというふうに思っております。 ◆9番(徳元敏之君) 地域包括支援センターで、いろんなこれを情報提供や技術のあれをやると言っているんですけれども、今この地域包括支援センターについては、部長の答弁の中では役所でやるんですけれども、これ農村地域に設置する予定はないんですかね。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えいたします。 最初の答弁でも答えましたけど、今のところ市の介護長寿課の中に、地域包括センターを1カ所設置したいと。農村地域に設置するというのは、今のところ設置の考えは持っておりません。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、この地域包括支援センターについては、圏域目安2万から3万人ですので、1カ所とされているが、日常生活圏の数で設置数が決まるわけではないので、それ以外もつくれるんですけれども、その辺については全然考えていないということですか。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 確かに2万人か3万人に1カ所というあれもございますけれども、1カ所でもいいということもありまして、ただこの包括支援センターについては、1カ所3名の専門職の配置義務等がありまして、これをすぐに3カ所、地域に全部つくるということは、現在のところ不可能で。それで他の市町村聞いてみましても、今度包括支援センターについては1カ所と現在のところ聞いております。それで糸満市の場合も、財政的事情もありまして、1カ所でやりたいという考えでございます。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、これ包括支援センターについては、場所といろいろ器具等は配置はされないわけですか。場所の広さとか、そのような制約はないんですか。 ◎福祉部長(上原善治君) ただいまの御質問は包括センターに器具とか、こういうのを置くという意味だと思うんですけれども、包括支援センターというのは、直接そこで先ほどの筋力トレをするところではなくて、全体の相談業務、ケアプランの作成とか、この人に合った新予防給付のケアプラン作成とか。そういったことをするところであって、そこで直接運動指導するとか、そういうところではありませんので、そういう器具は必要ないです。 ◆9番(徳元敏之君) そういうふうに器具とか置かないのであれば、なお一層農村地域に置いて、より以上にこの予防事業を進めるべきだと思うんですけれども、そんなにお金がかからないわけですよね。3人人員をふやせばできるということなんですけれども、2カ所でもいいんじゃないですか。 ◎福祉部長(上原善治君) ただいまの御質問は2カ所でもいいんじゃないですかという意見だと思いますけれども、ただ私らが将来考えているのは、今の団塊の世代が65歳になる、平成20何年ごろですか。その辺に向けてはこの介護保険事業計画、また改正がありますので、そのときにまた検討すればいいんじゃないかと考えております。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時17分)(再開宣告午後5時18分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、ぜひですね。この地域包括支援センターをまず設置して、ぜひ農村地域もそのような対応をしてもらいたいと思います。 部長にお伺いいたします。それを今、ほんとに医療費が高いということで、ある自治会が区民の健康づくりと医療費の抑制に貢献しようとして、大度の方で健康クラブが設立されたんですけれども、それは御存じですか。 ◎福祉部長(上原善治君) はい、これはボランティアでやるということで、話は聞いております。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとに予算がないからどうしようもなく、ボランティアでやっているというんですけれども、できればほんとにそういう積極的な自治会があれば、インストラクターを派遣するなり、そのようにしてもらいたいと思いますが、その辺のところは全然考えていないんですか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時19分)(再開宣告午後5時20分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎福祉部長(上原善治君) 再質問にお答えします。 現在ボランティア等で実施して、ほかの地域についてもこういったコーディネーター等、役所から派遣してふやしてほしいということだと思うんですけど、その辺財政、現在厳しい状況にありまして、今後の検討課題とさせていただきます。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、ほんとにですね。区民みずからこのように糸満市の医療費の抑制に向けてやっているんですよ。毎週木曜日やっているようですので、部長も参加してもらいたいと思いますが、部長1回ぐらいは行ってくださいよ。そのように思うんですけれども、部長はどう考えていますか。 ◎福祉部長(上原善治君) このボランティアの方もよく知っている方ですので、一度は行ってみたいと思っています。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとに激励してもらって、この大度健康クラブがほんとにこれからの糸満市の医療費の抑制のために、モデルケースとなると思うんですよ。それで市長、ぜひ激励をしに行ってもらいたいと思いますが、市長の考えをお伺いします。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 健康な市民づくりは非常に大事なことですので、こういうふうな形でボランティアでやっていただいているというのは、大変ありがたいことです。ぜひ激励に行きたいと思っております。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとにすばらしいこの健康クラブになると思いますので、これはまた老人、高齢者だけじゃないんですよ。若い青年層、そして婦人会でつまり区民ほとんど網羅して、交流もしながら大変すばらしい健康クラブになるようですので、ぜひ激励してそのクラブが市内全域に波及していけばいいかなと思っております。ぜひ激励してもらって、これからの健康づくりに役立ててもらいたいと思います。 次に移ります。新垣十字路以南の整備状況については、真壁の県道54号線までは今、工事の予定が入っているということですよね。それ以南の方については、全然進んでいないということですか。 ◎建設部長(上原利夫君) お答えいたします。 真壁の県道54号線から以南の方はまだ予備設計の段階でございまして、まだ法線もまだ決まっていないんですね。要するに現道拡幅になるのか。あるいはまた別の法線を新たにつくっていくのか。この辺のところ今予備設計している段階だということを聞いております。 ◆9番(徳元敏之君) この事業はほんとに前々からずっとやっていたんですけど、54号線以南については、まさか事業が消えるということではないですよね。 ◎建設部長(上原利夫君) 事業を進めるということで、今予備設計をしているわけでございますので、その心配はないと思います。 ◆9番(徳元敏之君) この県道7号線ですね。何年前ですか。私と現議長である玉城朗永議員と一緒に真壁の寺山から真栄里に抜ける道は大変危険だということで、要請しに行った経緯があるんですよ。そのときにその寺山のところをまず早目にするということなんですけれども、これは今年度から実施するということですか。その近辺までは整備。 ◎建設部長(上原利夫君) 御質問の寺山に通じる道路近辺ですね。ここは平成18年度から用地買収等の事業に入りまして、用地がある程度まとまった段階でまた工事も着工するというようなこともございますので、まだしばらくは用地取得等で時間がかかるものと思います。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとにこの地域は事故も多くて、私も朝、事故を何回か見ております。ぜひほんとに整備してもらいたいと思います。ぜひ頑張ってもらいたいと思います。 続きまして、ホテル誘致についてお伺いします。現在、ホテル用地を希望している企業は、全部で外資4、県外3、県内2ということになっているんですけど、これは視察しにきたところはどこのホテル業者なんでしょうか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 企業の名前は秘密、個人情報義務がありますので、それについては今のところ申し上げられません。必ずしも希望しているというよりも視察とか、問い合わせ等がそういうふうな件数ございましたということであります。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時27分)(再開宣告午後5時27分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 外資系が実際現場視察が2件でございます。あと国内は直接関係者が来ていらっしゃいます。合計で7ですか、であります。 ◆9番(徳元敏之君) 今の部長、それ公募に向けての事務作業中と言っているんですけれども、このホテルは高さについての制限があると思うんですけれども、その辺のところは何メートルという制限があるんでしょうか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 具体的に何メートルというふうなことではございませんけれども、そこは準工業地域の指定がありますので、その範囲内でというふうに理解をしております。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時29分)(再開宣告午後5時30分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 108メートルでございます。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、これ以前の計画は中低層を予定していたと思うんですけれども、これ計画変更したんでしょうか。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時31分)(再開宣告午後5時31分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 具体的に正式に決まっていたわけではないということでございます。 ◆9番(徳元敏之君) 決まっていたわけではない。しかしながら何で調整したわけですか。それはやはり要望があったから、そういうふうに高さも調整しているわけじゃないんですか。決まっていたとか、そういうあれじゃなくて、調整したということは、計画をやはり見直したということじゃないんですか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 あくまでも具体的にそれが決まっていたわけではないわけですから、変更ということではないというふうに理解しております。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時33分)(再開宣告午後5時35分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 もしそういうふうであれば、今まだ検討中というようなことでございます。あくまでも108メートルというふうに答弁しましたのは、その地域は高さ制限幾らですかというふうなことの質問でありました。そのことで認識してお答えしたということでございます。 ◆9番(徳元敏之君) これ高さの制限については、前は答弁なかったんです。今回はっきりしました。それは部長、これは高さ制限はどこで調べたんですか、高さというのは。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 大阪航空局から調べて、航空法の制限で高さが108メートルということでございます。 ◆9番(徳元敏之君) これはあくまでも調べた結果ですよね。ということは、ほんとに108メートルなのかはわからないわけですよね。調べた結果ですから。 ○副議長(砂川金次郎君) 休憩いたします。(休憩宣告午後5時37分)(再開宣告午後5時38分) ○副議長(砂川金次郎君) 再開いたします。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 これ航空法の範囲でできるというふうなことでございます。 ◆9番(徳元敏之君) 部長、もう高さはほんとに108メートルまでできるようですので、ぜひ世界的にアピールできる、すばらしいホテルを誘致してもらいたいと思いますが、その辺のところ部長どう考えていますか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 大変すばらしい御提言でありますし、我々も勇気づけられます。ほんとにありがとうございます。そのように頑張っていきます。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとに世界的にも一流のホテル呼んで、この糸満市をアピールしてもらいたいと思います。そのために事務調整をやっていると言っているんですけれども、公募をする予定の月日はいつごろを予定していますか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 早い時期に年度初めあたりに向けて頑張りたいというふうに思います。 ◆9番(徳元敏之君) 早い時期と言いますと、今どの辺ぐらいまで、この事務作業は進んでいるんですか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 ホテルの公募要領について、もろもろ例えば今、市の方で工業団地の場合、立地企業選考会というのがございます。そういうふうなのを参考にしながら、公募に向けて要領づくりをしているところでございます。 ◆9番(徳元敏之君) これ先ほど言っていた、準工業用地ですかそこは。そうですか、部長。準工業用地ですか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 おっしゃるとおりでございます。 ◆9番(徳元敏之君) じゃあそこにおいては、準工業用地については、高さ制限は全然ないわけですか。 ◎企画開発部長(金城誠栄君) お答えいたします。 そういう制限はないようです。 ◆9番(徳元敏之君) これはどんなに高くつくってもいいということで、大変すばらしいホテルが来ることを期待しております。市長、その辺について、市長として各外資系を含め、県外、県内そしてあらゆるところに行って、私たち糸満市にホテルをぜひ誘致するように頑張っていただきたいと思いますが、市長の答弁を求めたいと思います。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 地域活性化のためにぜひ、すばらしいホテルを誘致したいというふうに思っております。 ◆9番(徳元敏之君) 市長、あらゆるところに出張行ったりすると思うんですけれども、その場所でも市長みずからほんとに営業マンになって、「ワッター、糸満に来てくれ」というふうに頑張ってもらいたいと思いますが、その辺に関しては、市長どう考えておりますか。 ◎市長(西平賀雄君) お答えいたします。 それが役目だと思っておりますので、そのとおりやっていきたいと思っております。 ◆9番(徳元敏之君) ほんとにですね、このホテルが来れば、大変な活性化になると思います。そしてさらには雇用の確保にもつながります。ぜひですね、市長。頑張って営業マンもしながら、ワッター糸満をほんとに活性化させるように頑張って下さい。これで私の質問を終わります。―――――――――――――――――――――――――――――― ○副議長(砂川金次郎君) 以上で、本日の会議を終了いたします。(散会宣告午後5時43分)...